マンスリー上次さん 11月号
2013.11.01 Friday | moegi


機械を使って作業をする事は人にとっては効率的かもしれません。でもそれでは"味わい"はありません。私たちの作っているこの穴はとっても素敵になります。
清里の自然景観は、私の子供の頃はとっても美しく今よりも素敵でした。何故かと言うと、石油も電気も今とは違いました。そのため生活は森の木材を燃料として使っていました。炭も木から作っていました。林は人の手が入っているため、今はうっそうとしていますが、太陽の光が地上に恵みを与えていました。山野草が咲き乱れ、スズランが群れている所もいっぱいありました。今その場所はクマザサで覆われています。開拓者が入植した頃この地は、松のクマザサに覆われていたと言われています。そこを開拓して畑を作り、森の木の恵みで冬の厳しい寒さを耐えて生きてきました。
清里の萌木の村の景観を考えた時、森と木に関わる仕組みを作らないと、人はいつか手を抜きます。例えば、私たちのホテルのレストランには石油ストーブが2台、薪ストーブが2台あります。私は寒さから暖房が必要な時にはまず薪ストーブから。そして足りない時には石油ストーブと決めていますが、時々薪が用意されていなく、石油ストーブで部屋を暖めています。石油ストーブがそこにあるから・・・、取ってしまって暖炉とか薪ストーブだけしかなければ、薪で暖をとるしかありません。その為にはそこの木を切り薪を作るのか。
皆様にはぜひ木の燃える、そんな中で食事とお酒、そして語らいをしてもらいたい。
必然な仕組みを作る事が大事だと思います。私は今ここだけ、この時だけ、という"物"、"事"づくりをこの萌木の村で提供していこうと考え、その追求をしていこうと思っています。
年内にこの穴は出来る予定です。楽しみにしていて下さい。
上次さんの気持ち
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