萌木の村 村民かわら版

八ヶ岳・清里高原「萌木の村」のスタッフが綴る季節ごとの村の表情や、個性あふれる各店舗のあれこれです。
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マンスリー上次さん 12月号

joji.jpg 先日、外国からのお客様が萌木の村に来て下さり、村内を御案内した。滝見の丘から見る景観は木々の葉が落ち、また別の顔を私にも見せてくれた。そしてオルゴール館に行き、久々に演奏しながら説明をさせてもらった自動演奏楽器には1台1台この博物館に来るまでの歴史がある。出会ってから私の手元に来るまでだけでも、多くの物語がある。オルゴールにまつわる人、演奏しながらその人たちのことを思い出した。
本当に多くの人達と出会った。
そして多くの事を教えてもらった今も縁が続いている人、途絶えてしまった人。
でも、その一人一人が頭に浮かんでくる。今どうしているのか、人生っていったい何人に出会うのでしょうか? そして、自分の記憶に残っている人は何人いるのでしょうか?この人との出会い、縁が人生の宝物なのだとオルゴールの音色を聴きながらそんな事を考えていました。
1台のオルゴール、時代を生き残ってそして未来にはまた別の人によって守られていくこの物達、‘人・物・事‘
この人がもっていてふさわしいのか、この物がこのように扱われていて良いのか、こんな事に使われてよいのか、お客様に聴いて観てもらいながら私のこれからの仕事は、人・物・事のハーモニーを作る事、そしてすべてが輝いく。
そこから生まれる感動のレベルを上げる事が一番大事だと思いました。
本当に素敵な清里を作りたいと思う今日、その為には私自身が物事に負けない自分作りをする事が大切と新たに思いました。
上次さんの気持ち
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