萌木の村 村民かわら版

八ヶ岳・清里高原「萌木の村」のスタッフが綴る季節ごとの村の表情や、個性あふれる各店舗のあれこれです。
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マンスリー上次さん 3月号

 萌木の村は今年一年を挑戦の時と位置付けています。ロックのテラス改装、環境整備の為の大規模な伐採作業、そしてガラス工房と木工房の二つの工房新築など、新しい計画を進めています。八ヶ岳高原という素晴らしい環境の中で、萌木の村は人と自然が共生する、地域におけるモデルケースになるような仕事をしていきたいと願っています。今だからやらなければいけないという信念で進めています。

 これらの計画は、思いついても実現できるというものではありません。私の考えていることを現実化できる人はごく少数の限られた方です。庭づくりも、ロックの改装も、新しい工房作りにしても、すべて特別な知識と技術をもっている人達でなければ実現できない仕事ばかりです。それぞれのスペシャリスト達が、日々忙しい中で、このタイミングで、どんぴしゃりと見事に時間があけられ、現在進行しているのです。

 もうすぐ春です。暖かくなってたくさんのお客様が萌木の村を訪れてくださり、きっと大きく変わった萌木の村にびっくりするのではないでしょうか。5年前からの、一日一日の積み重ねの作業の結果なのです。今私達がやっていることは100年計画です。不思議ですね、100年後には神の力を持っても、私がこの世に生きていることはあり得ないのに。私の心は100年後を想像してときめきが鎮まりません。毎日毎日、朝を迎えて大きな喜びを感じています。そして一緒にその想いを共有してくれる仲間がいることにも大きな力と勇気をもらっています。

 最近、今まで以上にいろいろな発見があるのです。そして、その発見が新しい夢を作り出していくのです。変わるのではなく、育っていく萌木の村を楽しみに見ていて下さい。
上次さんの気持ち
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