萌木の村 村民かわら版

八ヶ岳・清里高原「萌木の村」のスタッフが綴る季節ごとの村の表情や、個性あふれる各店舗のあれこれです。
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マンスリー上次さん 1月号

joji2011newyear.jpg明けましておめでとうございます。

昨年も皆様には大変お世話になりました。
新しい萌木の村、新しい自分。今年は自分づくりの教育の年とさせていただきたいと思っております。萌木の村は創立して、おかげさまで40年経ちました。この長い年月に作られた悪しき伝統。その悪しき部分を考え直す年にしたいのです。もちろん良い伝統もあります。しかし、生まれ変わるために私たちは「徹底的にやる!」という希望に燃えています。

昨年の10月、一人の若者がジャパンタイムの“アジアで活躍する次世代を担う100人”に選ばれました。浅川智仁さん(33歳)、この清里出身の若者です。彼は大学を卒業後、家業(清里駅前で営業していたスーパーマーケット)を手伝います。しかし清里の衰退と共に経営が成り立たず、一から出直すために東京に旅立ちます。東京で修業を積み、昨年独立。ライフデザインパートナーという会社を立ち上げました。清里を愛し、心配し続けて今日まで彼は努力してきました。
私はそんな彼の人柄を信頼し、自分が今苦しんでいる事、悩んでいる事を打ち明けました。私の次男と同じ年ですが、実力は私をはるかに超えています。彼は苦難を乗り越えるたびに一回りも二回りも大きくなり、さらにその苦難を楽しみながら自らを鍛えてきたようです。

その彼が萌木の村の社内研修をしてくれる事になりました。この研修がきっかけで萌木の村が活気づき元気になる。そして彼のふる里でもあるここ清里がまた魅力的な町になる。私と萌木の村をオーバーホールする事になったのです。

何事も“人”の力。一人一人が輝き、甲子園を目指すあの高校生のような純粋な気持ちになれるような萌木の村づくりをしようと思っています。「すべての試練が今の自分を作ってくれた。」と彼は言います。私たちも今の試練を乗り越えて、皆様に新たな感動をお伝えする事ができるような萌木の村を作ります。

萌木の村は、支えて下さる皆様とここに生きる物と共に生き続けます。
これからも応援よろしくお願いいたします。


平成23年元旦

萌木の村村長
舩木上次
上次さんの気持ち
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