マンスリー上次さん 8月号
2011.08.01 Monday | moegi

自分の生まれた場所、育った場所に誇りを持つことが人生にとってとても大切な事だと思うのです。私達はこの地の素晴らしさをゲストとして旅する人達にほんの少しでも、わけてあげられれば、そしてこの地域人達には誇りを自慢して頂きたいのです。でもメリットもある代わりに、このバレエ公演に関わるスタッフにはお盆も夏休みもありません。舞台スタッフは6月末からの舞台造り、本番8月15日まで、そしてその後の片付けに1週間。ダンサー達は半年前からのレッスン、リハーサルと、この15日間のために多くのモノを犠牲にして、私達はこの清里フィールドバレエに賭けています。今回終わった私達はこれで良かったのか本音の反省会を行います。
私は思うのです。取り戻す事の出来ない大きな犠牲があるのであれば、立ち止まらなければいけないと思います。しかしそうでない場合は限界に挑戦したいのです。今回のサッカー女子ワールドカップを見ていても、全ての地球上の人達がそれぞれの立場で彼女達のような生き方が出来ると思うのです。私達は彼女達のような感動する思いを皆さんとともにしたいのです。
私のお世話になっている元柔道金メダリストの山下泰裕さんが日本経済新聞の中で“山梨の熱血漢”という記事を書いて下さりました。本物の世界一の熱血漢にそう言われる事はとっても光栄な事です。内容は以下の通りです。(※新聞記事をクリックすると拡大表示します)

最後の文章は私を良く知る人はみんな笑ったようです。本当にバレエ公演でも収支をとれるようにしろと毎回毎回赤字を出していたのでは、お前がいなくなったら続かないと叱られます。
どうか皆さん清里フィールドバレエを見に来て下さい。
上次さんの気持ち
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