萌木の村 村民かわら版

八ヶ岳・清里高原「萌木の村」のスタッフが綴る季節ごとの村の表情や、個性あふれる各店舗のあれこれです。
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コナシ、見頃です。

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ただいま萌木の村ではコナシの白い花が見頃を迎えています。正式名称はズミ(酢実)と呼ぶらしいのですが、ここ清里では俗称であるコナシ(小梨)の方が広く浸透しているようです。
写真は北1駐車場の中央に立つ木。存在感あります。

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こちらは広場のル・シャ・デ・ボワ前。日当りが良く、花自体は終盤に差し掛かっていますが、もうしばらく楽しめそうです。

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ハット・ウォールデン周りのレンゲツツジは既に満開を迎えていますが、広場から南はまだまだつぼみがほとんど。例年通りに開花するのであれば、やはり6月の半ば頃が見頃でしょうか。
ブルーベルヒル前のドウダンツツジもまだまだ色づきが足りませんが、どうやら追い越して満開宣言しそうな勢いです。

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季節の表情
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雨上がり〜夏空

冷たい雨が止んだと思っていたら、どんどん気温も上昇し雲間から夏を思わせる強い日差しと青空が顔を出し、みるみる清里を明るくしていきました。
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ライラックはもうそろそろ終わりに向かっています。
代わってレンゲツツジが盛りを迎えようとしています。

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とは言え、この満開の株はホテルの客室前。例年村のツツジのトップをきって咲き誇りますが、他の株はまだまだつぼみになったばかり。時間差で来月半ばまではご覧になれます。

ただいまは村のそこかしこで"チューリップ巡り"ができます。
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様々な種類、色や形をお楽しみいただけます。お店の軒先やちょっとしたコーナーで、チューリップを愛でながらゆっくりと歩いてみて下さい。

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ホテル前の木陰の隙間から見えた八ヶ岳は、この時期としては珍しい雪の帽子を深々とかぶっていました。濃くなった緑と季節かずれの雪とのコントラストと言ったら・・・、写真では伝えきれませんね。
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季節の表情
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杜の音楽祭より

5月21日(土)ホール・オブ・ホールズにて「杜の音楽祭」が催されました。
震災復興支援を目的とした"チャリティーコンサート"なので、入場料(千円)は募金箱へ入れていただきました。
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このコンサートのために、山梨県在住の錚々たるアーティストの皆さんが集結してくれました。
音楽祭と呼ぶにふさわしい顔ぶれ、そして充実した内容だったと思います。
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ジャズやボサノバ、スクリーンミュージックなどジャンルも幅広く、清里の内外からお越しのゲストの皆様もおおいに楽しまれていました。

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シンセサイザーの第一人者、Kazy Firstmanさんによる最新機種のシンセサイザーの音色がここで聞けるなんて!

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アーティストの皆さんが応援してくれている「チーム清里」の舩木剛君が、チームのこれまでの活動について報告。
改めて今日の音楽祭の開催意義をかみしめて、支援活動に対してもたくさんの方々に感心を持っていただくことが出来たのではないでしょうか。
季節の表情
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チャリティーオークション

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5月15日(日)20:00、ロックの店内では地元の有志で構成させる「チーム清里」の皆さんが主催するチャリティー企画がスタートしていました。
チーム清里の代表である萌木の村の舩木剛君とその仲間たちが、このたびの東北大震災における被災地支援の活動報告をしてくれました。
今後もボランティア活動を継続するための資金を調達するべくオークションを開催いたしましたが、たくさんのお客様にご参加いただき、出品&お買い上げにご協力をいただくことが出来ました。
また、日中広場にて開催されましたバザーにもたくさんの方々にご参加いただき、本当に多くのご支援を得る事が出来ました。本当にありがとうございます。

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ROCKはROCKらしく、元気に楽しく支援の輪を広げます!

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本日の超目玉商品、無垢の「牛」です。お好きな絵柄にペイントしてください。

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落札おめでとうございます!

エッセンガルテン前では遅咲きの桜が風に揺れていました。
今週末(5/21)には博物館にてチャリティーコンサート「杜の音楽祭」が開催されます。
http://www.moeginomura.co.jp/HALLS/
こちらも是非ご参加ください!
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陽気はすでに初夏

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大型連休最終日の日曜日、強めの風に五月雨雲たちは蹴散らされ、代わりに一足早い入道雲が連れてこられました。

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遅れ気味だったモエギザクラも最終日には間に合い、大きく手を広げて広場の皆さんを包み込むように、ピンクに染まった枝を風に揺らしてました。
今年は自然木工房ONOさんの前のミツバツツジとの競演となりましたね。
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反対側、森の斜面に目をやると、今年もタイツリソウが咲き出していました。
かわいいハートが鈴なりです!
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博物館前ではポールラッシュのデモンストレーションの音が。
このトラックは被災地に元気を届けるため、今週東北へ向かいます。
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季節の表情
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青空が戻って来ました!

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昨日まで黄砂の影響で青空と春の日差しが遮断されていた清里ですが、今朝は青空に雲が浮かぶ景色をのぞむ事ができました。八ヶ岳の輪郭も見てとれます。

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久しぶりに浴びた、暖かな日差しのおかげで花たちも元気になっているように見えます。

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今年はブタさんがメインキャラクターなのかな?

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広場のモエギザクラも色濃くなってきました。
ただいま5分から6分といったところでしょうか。

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季節の表情
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つぼみ

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あいにくGW後半はよもやの"黄砂"にみまわれて、晴れているのに霞がかっていて、父なる八ヶ岳の輪郭すら確認出来ない日が続いています。これに機嫌を損ねたわけではないのでしょうが、連休名物の萌木ザクラ(広場のしだれ桜)はつぼみのまま。少し開花に時間がかかっています。日差しが遮られている影響もあるのでしょうか....。

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花たちが一様にヘソを曲げているわけではありません。
キャロル横の山桜は、見事にその白い花を咲きそろえています。
心配されたお客様の出足もまずまずの様子、あとは青空だけなんだけどなー。

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季節の表情
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マンスリー上次さん 5月号

joji.jpg 私達は5月11日から「ポール・ラッシュ ドリームプロジェクト(P・R・D・P)」と名付けたプロジェクトを敢行します。そのプロジェクトとは、過日の震災で多くのものを失った方々の所に行き、少しでも希望が持てる力になれればと考え、萌木の村で所蔵する一番大きな自動楽器“ポール・ラッシュ”を持って岩手・宮城・福島の20カ所を回るのです。

被災した方々の力になりたいと思い始めたのは、清里の若者たちで構成するグループ“チーム清里”やフィールドバレエの裏方として携わる大工さんたちが震災直後から現地に入りボランティア活動を始めていたのです。そんな彼らの熱い思いとエネルギーに「私も何かしたい」という思いに駆られたのです。そんな思いを胸に秘め過ごしていた4月4日、オルゴールを被災者の方々に聞いてもらおうと思い立ったのです!

私達は21年間、野外でバレエ公演を行っています。21年間、自然から与えられる様々な試練を乗り越え、鍛えられてきています。この試練を共に乗り越えてきた仲間たちに、私の案を相談してみました。バレエ団の今村先生は「小さなフィールドバレエをやりましょう!」と快諾して下さいました。

発電機と共に“ポール・ラッシュ”を4tトラックに積み込んだ状態での演奏。これは初めての経験です。脇田直紀さんと名取淳一さんが準備に入ってくれました。
舞台はトラックの前に作るのですが、これは先崎豊さんにお願い致しました。彼は長くフィールバレエを支えてくれている大工さん。実はフィールドバレエだけでなく、シャンブルウェストの海外公演に同行し、舞台を作るプロフェッショナルなのです。彼が仲間とチームを作り現地での舞台を考案。その舞台も出来上りました。20回ともそれぞれの場所で組み立てては解体をくり返す・・・。こんな大仕事を彼は団長として引き受けてくれました。
山梨県庁東京事務所の仲田道弘さんとかがり火の編集長の菅原歓一さんには企画・調整をお願い致しました。このP・R・D・Pは当初私が考えた以上に大きく、充実したものになってきました。

ソフトとハードは出来とりつつあります。本来運営費も私が持っていて“どんと”出せれば良いのですが、私共の萌木の村も厳しい現実の中でもがいています。今そんな時ではないだろうとお叱りを受ける時もあります。今、私たちが出来ることは何か、この時に動かなければと私は思うのです。

私にはフィールドバレエを一緒にやってきた絆のある仲間の方々がいます。この計画を話したら、それは良いと力を貸して下さり、私たちを支えてくれました。

その中の一人の方がこの文章を添えて、私の肩を押して下さいました。

・30年近く前に亡くなった親父は、亡くなる10年程前まで、宮古や岩泉を拠点に行商をしていた。
・母は先月、東日本大震災の7日後、93歳で亡くなった。
・親父にとってはもちろん、私たち家族にとって岩手県は特別の地。
・母の霊前に頂いたご厚志の一部を 両親の思いと共にこのプロジェクトに託す。
・このプロジェクトによって、たとえ一時でも、被災地の皆様の心が癒されたとしたらこの上ない喜び。
・遠く山梨の地から、皆様の生活が1日でも早く、平穏な生活に戻られることを心からお祈りしている。

又、私の住んでいるこの地域は開拓の地です。その仲間がすべてを知っています。80歳を超えた先輩達が清里に入植したあの時と、被災された皆さんの町がだぶると言うのです。小さなほったて小屋で協同生活をしながら、人力で松の大木とくま笹と戦い、畑を作っていたあの時と。

…ジョウジ私たちを代表として行って来いと、足りないかもしれませんが、活動の足しにしてほしいと、私に大きな支援をしてくれたのです。
私はその夜、涙が止まりませんでした。清里に生かされて良かった、素晴らしい故郷そして、素晴らしい山梨の仲間、そして萌木の村のスタッフたち。私がみんなには迷惑をかけないと言っていたのに、計画が進むにつれ、多くの仕事を受け持ってくれて、プロジェクトの裏方の役割になってくれています。そして一緒の仲間になってくれています。本当にありがとう!

みんなに感謝。
この気持ちをもって、私たちは東北に行ってきます。


http://www.youtube.com/watch?v=bhGwatT7Qm8
上次さんの気持ち
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