萌木の村 村民かわら版

八ヶ岳・清里高原「萌木の村」のスタッフが綴る季節ごとの村の表情や、個性あふれる各店舗のあれこれです。
<< March 2012 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>

白樺から春のメッセージ。

120328-1.jpg
暖かい日とびっくりする位凍える日が交互にやってくるこの頃ですが、春を告げる花たちは日ごとに賑やかさを増してきています。

ハット・ウォールデン周りの白樺の幹に管が取り付けられました。今年もいよいよ、『妖精水』の採取が始まったようです。
120328-2.jpg
まだ"出たて"のようですが、今後は暖かくなるにつれ、汲み上げ量も増えていくことでしょう。妖精水を浸かったお料理、パン?デザート?今年は何がお目見えするか、楽しみですね。
120328-3.jpg

120328-4.jpg
ガーデンキッチン横に掘られている多目的横穴(仮名)ですが、内部の掘削作業はほぼ終えたとの事です。ただいま玄関付近および歩道の整備が行われています。※アシスタントが付いたんですね。
季節の表情
- | -

一番花咲いた。

村で一番初めに花を咲かせて春を告げる「マンサク」が、今年も自然木工房ONOの前から咲き出しました。(南側にももう一カ所あります。時間差がありますので、またご紹介しますね)
120316-1.jpg

ではこの春の催しをお一つ。萌木窯オーナー・三井康生氏と染色家・古屋真知子さんの「染・陶のコラボ二人展」が4/12(木)〜4/15(日)笛吹市で開催されます。詳細は萌木窯ホームページにてご確認下さい。
120316-0.jpg

たまたまFacebookから得た情報なのですが、"てんつくりんさんの看板が新しくなった"ということなので、写真を撮ってきました。
120316-2.jpg大工さん(オーナー曰くなんちゃってだそうです)でもあるオーナーのご主人の手作りとの事。たいへん味があります。

せっかくなので、お店の中でこの春新たに加わったアイテムも紹介していただきました。
120316-3.jpg
お隣大泉町「工房むく」さんのシルバーアクセサリー。てんつくりんでは八ヶ岳在住の作家さん物を数多く取り扱ってらっしゃいます。作品とともに作家さんのお話を聞くのも楽しいですよ。

変わって広場の「横穴」情報。
この日はちょうど輿水のおじさんが作業中だったので、無理言って中を見せていただく事に成功しました。
120316-4.jpg

「初公開」です。
120316-5.jpg
現在まっすぐにおよそ10m、左右それぞれ一本ずつ、およそ3m掘り進んでいるようです。一つはワインセラー用に。もう一つは「氷室にでもしようか、、」との事。完全に閉め切っていないため、ところどころに霜も降りていますが、中は思いのほか暖かく感じました。
春を前に、そろそろゴールも見えてきたようです。
季節の表情
- | -

春を前に・・・

120307-1.jpg
広場では朝早くから間伐材を裁断したり電動ドライバーを回す音が鳴り響いていました。トナカイ作りは落ち葉の頃を相場は決まっていますが、どうやら今日はダンディーによるトナカイ作り教室のようです。

120307-2.jpg
講習を受けられているのは「八ヶ岳観光圏」関係者の皆さん。春の行楽シーズンを前にして、広大な観光圏エリアに萌木の村スタイルのトナカイたちが飛び出して行ってくれそうです。


変わって昨日店内の衣替えをしたブルーベルヒル。
120307-3.jpg
一階に身につけるアイテムがズラリ。

120307-4.jpg
二階におしゃれな生活雑貨。つまり入れ替わりました。
来週あたりから随時、春のニューアイテムが入荷してくるそうです。お楽しみに!
季節の表情
- | -

暖かくなってはきましたが・・・

120303-1.jpg
たいへん急な話になりますが、明日(3/4)は萌木の村ブルーベルヒルの「年に一度の大セール!」最終日となります。これまで多くのご利用をいただき、もしかしたら、もう割引対象の商品が残っていない!?かも知れませんが、それでも最後の最後にドーンと目玉商品を用意してくれていることを期待して、ぜひお立ち寄りになって下さい!※雪合戦大会にもたくさん来ていただきたいのですが、こちらでお買い物をされる方は、ぜひぜひお早めに!

120303-2.jpg
陽光に誘われ、春の表情(たとえば草花の芽吹きだったり薄着の人だったり)を探しに村内を歩いてみたのですが、何のことは無い、まだまだ雪の固まりが解けずに残っていました。つまり、まだ立派な"冬"の中なのですね。

120303-3.jpg
今が春なのか冬なのか細かいことは抜きにして、今ちまたでブームになっている「塩麹」をエッセンガルテンにて入手しました。量の加減を間違えるとただただ塩っぱくなるだけですが、上手に漬けたりちょい足しするだけで、いろいろと幅の広がりそうなひと瓶です。鍋でも活躍しそうですよ。

120303-4.jpg
横穴情報ですが、かなり深く掘られていることは確かですが、中真っ暗で全貌が掴めません。
次はぜひ掘っている人を直撃してみましょうか。
季節の表情
- | -

マンスリー上次さん 3月号

joji.jpg 私は今、高校の時の同級生の有人と共に小山の所に穴を掘っております。もう10mぐらい進みました。この穴は"夢の穴"です。ワインをストックしたり、自然の氷を保存したり、ともかく、土に囲まれた魔法の地下室です。その穴の入り口をどうするか?石積みにするか?私の昔からの友人で石の専門家、岐阜・中津川の博物館の岩本哲直さんに私たちは相談に行きました。彼は12000トンもの石を使いピラミッドを作ってしまった男です。昔から夢を追い続けており、私の100倍も夢を食べて生きている人です。私と同い年ですが、今までやってきた事を聞こうとしたら、一週間は聞き続けなければなりません。その彼が今、地球を変えるような大きなシステムを作り上げました。それは「ミネラル炭製造機」です。炭を土地改良や水質改良には今までにもいろいろな方が作り、至る所で使われています。でもそれらの物とは全く違う物を作り出したのです。それは石を知り尽くした人だから出来た物です。ともかく彼は勉強家です。分からない事があると専門書を読み、理解するまで調べる。鉱物の事については私が思うに大学の鉱物学の先生より実践的に詳しいのではないかと思います。ミネラルは鉱物の中に含まれているのだそうです。鉱物を知り尽くしているから、今回のシステムを作る事が出来たのだと思います。炭を作る時に発電し、お湯を作る事が出来、出来上がった炭にミネラルを閉じ込め、現代の食物に、そして人間に不足がちなミネラルを全ての源である土地・水に供給する事が出来る。その実験結果は全てに良い結果が出ています。
私は最近思うのです。このような夢を追う人はいっぱいいるのに、それが本当に良い事なのに、みんなに知られないという事が何と多いことだろうか。私は彼の生き方を見ていて、ずっと人生夢を追いかけ、最初は「本当かよ」と思いましたが、二度見に行き、話を聞き、二度目の時は専門家にも一緒に行ってもらい、彼も眉唾ではと思っていたようですが、聞いて驚いておりました。それは岩本さんの知識の深さです。そこから生まれてきた物だから、いつかこのシステムがこの日本を救うのだろうと思うのです。
そして私も夢を創る事を自分の役割として、今日を生きなければと、また強く思うようになりました。私にこれだけのインパクトを与える岩本さん、いつか私もこんな思いをさせられる側になりたいものです。
そんなチャンスは今年もいっぱいあると信じて・・・。
上次さんの気持ち
- | -