萌木の村 村民かわら版

八ヶ岳・清里高原「萌木の村」のスタッフが綴る季節ごとの村の表情や、個性あふれる各店舗のあれこれです。
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ゴールデンウィーク初日の表情

いよいよ待ちに待ったGWに突入しました!
この数日間のために企画されたセールや限定商品もあれば、これまで冬の間眠っていたブースの新年度オープンなどなど、とにかく村に活気が満ちあふれる、それがゴールデンウィークなのです!
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エッセンガルテン横の「森のソフトクリーム」も今日が今年の仕事初め。ここ数日の強い日差しはソフトクリームには何にも増して心強い追い風。そして今年初お目見えのトッピングも加わり、常時4〜5種類のトッピング自由なソフトクリームは清里でもここだけ!

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お隣長野県は小海町の農産物加工品がどっさり届いています!
ジャムにはちみつ、ご飯のおともにおそば、etc...。山梨と長野の旨いものを揃えられるのも、県境の清里ならではですね。

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シーズン限定のお馴染み「デコスイーツ」制作体験のブースもスタートしています。その横では、季節の色とりどり野草たちも販売されています。
連休後半には、県内ワイナリーの試飲販売ブースも開設されるとの事、乞うご期待です。

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場所を広場に移して、村のシンボル・モエギザクラを見に行くと、この日の段階でまだ蕾が固まりかけている程度でした。この暖かさが続けば、何とか連休の間には・・・。
まずはガーデンキッチンでゆっくりフランクでも召し上がりながら、開花をお待ちください。
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春先はまだ村の中で野鳥たちの元気な姿も目にする事が出来ます。
この日はキビタキが低い枝の上からメリーゴーラウンドが回るのを眺めていました。

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そのお隣・ブルーベルヒルの2Fギャラリーでは、カジュアルな帽子とバッグがところ狭しと陳列されていました。目移りしちゃいますね。
また1Fエントランス付近では、甲府の「ガラスアート工房ほたる」さんの涼し気な作品が並べられていました。こちらは連休前半のみの限定コーナーとの事です。お急ぎください!
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こちらは限定ではありません。皆さんお待ちかねの、ハット・ウォールデン2Fバー・ラウンジ「パーチ」が本日(4/28)リニューアルオープンいたしました!
今までもたくさんの方々に愛されてきたホテルのバーラウンジが、若きバーテンダーの手腕を十二分に振るえるスペースとして、数倍も魅力的になって生まれ変わりました。今後もずっとずっと、美味しいカクテルと楽しい会話で、思い出深いひとときを刻んでくれることでしょう。

【バー&ラウンジ パーチ】
http://www.hut-walden.com/parch.html
季節の表情
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「GW」が近づいてます!

4月も半ばを過ぎ、ようやく春らしい気候に落ち着きつつあります。今週末から始まるゴールデンウィークも予報では晴れマークがズラリ!うららかな行楽日和になりそうですね。
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村内も春の花たちがほころんでいます。
東側の森の斜面にはクリスマスローズが開花していました。
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ガーデンキッチンも連休営業の準備にピッチが上がっています。
その脇の貯蔵庫(横穴)もとりあえずきれいになっています。※まだ実用段階ではないそうです。
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こちらはハット・ウォールデンの二階。バーカウンターの工事はいよいよ最終段階といったところ。
今週末(4/28)には一般オープンを控えています。どんなスペースになるのか、そしてどんなサービスがなされるのか、待ち遠しいですね!
季節の表情
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ピアニスト登場(平澤真希さん)

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4月からホール・オブ・ホールズで新たにスタートしたピアニストによる演奏プログラム。4/6(金)からはもう一人のピアニスト・平澤真希さんがお目見えしています。

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とっても穏やかで、かつ親しみの感じられる語り口で、観客とアーティストとの距離が近く思える印象でした。
個人的には、オルゴールの演奏中に合いの手のように解説が入るのは新鮮でしたね。
この日はお客様の中に居たオルガネッタ制作者の脇田さんも紹介されました。
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成尾さん、平澤さん、それぞれに個性があり、同じ季節・同じテーマで進行されても、全く別の作品を鑑賞したような心地にさせてくれます。ぜひ、お二人に会いに、新しくなったホール・オブ・ホールズへお越し下さい。




ホール・オブ・ホールズ
【ピアニストのプロフィール、出演スケジュールなど】
http://www.moeginomura.co.jp/HALLS/time.html
季節の表情
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新しい「演奏」の始まり。

4月に入り、ホール・オブ・ホールズでは装い新たに、世界でも類を見ないエンターテイメントがスタートしました。
それは「オルゴールとピアノの共演」です。博物館所蔵のアンティークオルゴールと現在世界で活躍されている女性ピアニストによるコラボレーションが実現したのです。
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4/1(日)プレスリリースを兼ねて、一般のお客様に初めてその演奏が公開されました。演奏者は成尾亜矢子さんです。季節のテーマにそって、オルゴールの演奏とピアノの演奏、その合間に曲にまつわるエピソードや作曲家の秘めたる思いなどを分かりやすく説明してくれます。同じ作曲家の作品をピアノと自動演奏楽器で聴き比べできるのは、間違いなくホール・オブ・ホールズだけです!
今まで以上に、ホールに響き渡る音色が印象深いものとなって、ゲストの皆様の胸に刻まれていくことでしょう。
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4/6(金)にはもう一人のピアニスト・平澤真希さんがお目見えします。どのようなコラボをみせてくれるのか、楽しみですね!



※撮影:八ヶ岳ジャーナル様 http://www.webtoday.jp/


ホール・オブ・ホールズ
【ピアニストのプロフィール、出演スケジュールなど】
http://www.moeginomura.co.jp/HALLS/time.html
季節の表情
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マンスリー上次さん 4月号

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「第1回全国バレエコンクールin八王子」に寄せたお祝いのことばです。

コンクールに出場する皆さん、今日は今まで努力してきた自分を思いっきりアピールして自分自身楽しんで下さい。私はスペシャルオリンピックス日本・山梨の会長をしています。知的発達障害を持つ人達がスポーツを通して前向きに生き、仲間を作り、自分自身が誇りを持つ事がこのスポーツ大会です。国内大会の他に世界大会もあります。先日も冬の大会が福島県で行われました。私達山梨県からもアスリートが参加し、皆自分の実力を出し充実した大会になりました。私共の1人のアスリートがスピードスケー卜100mにエントリーしました。スケートを始めて間もない彼は皆がゴールした時にまだ3分の1位の所を1人で滑っていました。50mを越えた頃から会場からガンパレ!ガンバレ!の大きな拍手、大きく皆から遅れてゴール、でも彼は滑りきったのです。自分自身との戦いに勝ったのです。コンクールですから1位2位に入賞する人、賞に届かなかった人、色々な結果が出るでしょう。喜びと悲しみ、でも長い皆さんの人生にとっては、全ての結果が大きな財産です。たとえビリでも大きく胸を張って参加出来た事に感謝し、多くの仲間に支えられている事を知り、この大会を自分のバレエ人生の節目にして新しい希望に向かって欲しいと思います。100m氷の上で滑りきった彼がゴールでガッツポーズをとり、喜びを全身で表した姿に私は感動しました。ここに参加した全てのバレエダンサーが舞い終わって袖に引き上げた時、彼と同じ気持ちになれるよう祈り私の言葉とします。


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 いよいよ清里も冬の眠りから覚め、芽吹きの季節になりました。そして私達も何か、スタートの体制に入ったような緊張の一瞬です。
4月にホール・オブ・ホールズでは2人のピアニストが世界で初めての、"オルゴールとピアノの共演"という新しい試みが行われます。コロンブスの卵ではないですが、ピアニストとオルゴールの共演などというのは、私の知る限り世界で初のプログラムです。
先日ある外国の方が日本人の仲間と一緒に来て下さりました。その中のイタリア人の方が自動演奏楽器を聴いて感動し、次から次へ、同じ楽器の曲をリクエストするのです。お連れの日本の方は、最初の1曲目は驚きと興味を持って下さるのですが、3曲目ぐらいになるとそれは苦痛のようです。それは何故かと言うと、私はこういう事だと思うのです。イタリアの方は曲を聴きながら、オペラやバレエ、ミュージカルの舞台が彼の頭の中を駆け巡るのです。だから、次から次へと・・・。しかし日本の方は美しい曲だったとしても、外国の歌を聴いているようなもので歌詞が分からないのと同じです。
これからのオルゴール館は、その"分からない事"の無いようにピアニストの2人が曲の説明をして下さるのです。来て下さった方が、オルゴールを聴いて「ああ、そういう事だったのか」、モーツァルトやショパンがものすごく身近な存在になる事は間違いないです。そして2人のピアニストは魅力的な方々です。ぜひ会いに来て下さい。
ホテルは4月に清里ならではのバーに改造します。どこにも無い、八ヶ岳のバーにします。久保田君という若いバーテンダーの夢と、私達スタッフ全員の夢として、清里の夜を楽しんでいただきます。
また広場の丘の所に穴を掘りました。10m奥に進み、途中で両サイドに3mの横穴を。何に使うかというと、そこで生ハムを寝かします。ワインセラーにもします。

私達は今『ザ・萌木の村』を追求しています。
楽しみに来て下さい!
上次さんの気持ち
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