萌木の村 村民かわら版

八ヶ岳・清里高原「萌木の村」のスタッフが綴る季節ごとの村の表情や、個性あふれる各店舗のあれこれです。
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続)庭作りレポート3

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村長自ら、この冬より庭作りをしている現場から。
地元の素材で石垣を作る行程は、最終段階に入ってきていました。

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今日はプロデューサーであるポール・スミザーさんも加わっての作業。

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雲に覆われた寒空の下、時折冷たい風が強く吹きすさぶコンディション。
でも、石を割る、石を運ぶ、石を積む、その手が停まることはありません。
くれぐれも風邪ひきませんように、頑張って下さい。
村役場より
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つらら、この冬もいい感じです!

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先日の雪が、未だ屋根の上に残っている萌木の村の各店。ここ数日は日中良いお天気なので、軒先のつららが育つ絶好のコンディションです。
つららファンにはお馴染みのキャロル脇では、屋根はもちろん、その下の植え込みにも見事なつらら達が増殖中です。
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こちらの見事な一本は向かいのてんつくりん。あと地面まで数十センチまで及んでいます。
オーナーさんもひそかに「応援しています!」と、その成長を熱心に記録していました。
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さてさて、ガーデンの石積みは、現在このぐらいです。その場のひらめきで一番フィットする石をはめ込んでいきます。まさに答の無いパズル。
でも、確実に、美しく、八ヶ岳の石で壁が覆われていきます。
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季節の表情
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続)庭作りレポート2

今日も庭作り作業は続けられています。
おとといの大雪はみるみる解けていって土も見え始めていますが、雪解け水がぬかるんだ足場を生み、作業を過酷なものにしてくれます。
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村役場より
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続)庭作りレポート

今日も旧キッチンガーデン跡では、新しい萌木の村の庭作りに余念のない村長・舩木さんと盟友の輿水さんの姿がありました。先日重機で形作った壁面に、大きな石をきれいに並べているようでした。聞くと、この石も地元八ヶ岳のもの。植える草花もこの地に適したものに限定するなら、周囲の素材も地元産にこだわりたい!のだそうです。
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それにしても舩木村長が「名コンビ」と言い切る二人の掛け合いは、慎重な作業の中にも漫才を聞いているかの楽しいキャッチボールでした。

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新しい村の歴史を一つ一つ積み重ねるように、石積み作業も始まったばかりです。
季節の表情
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ガーデンが生まれ変わります!

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この日、萌木窯前から広場へ降りていく坂道の途中に舩木村長さんがいました。村長の視線の先、昨年まで"キッチンガーデン"だったスペースには重機が入り、ベースを作り直しているようでした。

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今年、この坂道の両側のスペースは、ポール・スミザーさんのデザインにより大きく素敵に生まれ変わるのだそうです。抜群のセンスと技術を持つポールさんと、この土地を知り尽くしている輿水さんが手を組み、萌木の村でしか生み出せないナチュラルな庭を作っていく計画です。徹底的に外から入ってきた植物を排除し、八ヶ岳の、それもここ萌木の村の土壌にこだわってベストマッチの草花を植栽し、デザインしていくのだそうです。

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あたたかくなる頃にはお庭の形が出来上がり、植栽も始まります。
楽しみにお待ち下さい。
季節の表情
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解体メンテナンスを大公開します!

ホール・オブ・ホールズ「匠の部屋」の一緒に夢をかなえましょう!企画第2弾がHPにアップされました。この2月3月に行われる大型自動演奏楽器のメンテナンスを公開します。10年に一度の解体メンテナンスです。御興味ありましたらぜひご参加ください!http://www.moeginomura.co.jp/HALLS/pro/dream.html
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季節の表情
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元日のひとこま

2013年は、天気の崩れもなく大変おだやかな初日とともに明けていきました。
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博物館まででは、元旦恒例の振る舞いサービスが始まりました!
まずは「甘酒」。あったまります。

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さぁ、みんなでお餅つき!

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つきたてのお餅で作ったおしるこ、美味しいですね!

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皆様にとって良い一年でありますように。
季節の表情
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マンスリー上次さん 1月号

 新年明けましておめでとうございます。

 私は、今年はどんな年になるのかと聞かれたら、「新しい時代の幕明けの第一歩のスタートの年」と答えます。

 萌木の村は、私がロックを開店して40年を過ぎました。その40年は本当にいろいろの事がありました。リゾートブームがあり、清里は一時期とんでもない開発が行なわれました。そしてブームが去り、仲間が一人二人と清里を出ていきました。何故そうなってしまったのか。私は、私達が先の目標が見えないまま、自分勝手に乱開発をしてきたと思います。その自分よがりの考え方・行動が今の結果です。その中で多くの仲間や物を失いました。私達は悩みや苦しみを味わいました。そして、そんな辛い経験の中から新しい価値観や目標が見えてきました。私達が失敗したものは、建物を造り、商売をしてきた物ばかりです。でも、今自分の周りを見わたすと、美しい自然景観は変わることなく、今も私達を見守ってくれていました。私達は錯覚していました。我々人間の造物の方が神のつくった自然よりも勝っていると思った事でした。今私は、その神につくられた八ケ岳の大地で神を畏れ、神を敬い、その大地を生かしながら、新しい価値を生み出す仕事をする為の基礎づくりのスタートの年にする事を始めました。それは偶然とかブームではなく、必然の清里づくり、萌木の村づくりです。その為には、ハードとソフトが大車輪として必要です。この地が大好きで、感受性が強く、何か一つのものを持っている人その人達とチームを作り、必然の“物”“事”づくりを始めます。

 これから私がやる一つ一つの事は、すべて意味がある事です。すべての物事には、必ず何故という理由がある事をしていきます。結果として、10年後の萌木の村は、世界の中でここだけの個性のある場所になります。

 私は今、その時のことを考え、毎日毎日ワクワクして生きています。萌木の村に来られる時は、どうか10年後100年後の夢を想像して下さい。二度と失敗しない為には、皆さんの支えと指導が必要です。どうか一緒に歩んで下さい。いつか天国のポール先生に、「やっと解ったか、私の教えが」と言われる事を願い、1月1日の「マンスリー上次」と致します。
上次さんの気持ち
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