萌木の村 村民かわら版

八ヶ岳・清里高原「萌木の村」のスタッフが綴る季節ごとの村の表情や、個性あふれる各店舗のあれこれです。
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年の瀬の表情

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今日は年に一度の門松作り作業。そう、つい先日までクリスマス一色だったのに、全てをお正月モードに切り替えていざ準備です。
今シーズン二度目の湿った重い雪が積っていたので、まずは雪かきからのスタートとなりました。

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時折お日様が顔をのぞかせるものの、トータルで寒い中での作業でした。
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無事に完成した門松を関係箇所に設置します。
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エッセンガルテン前にも設置しましたが、こちらの軒先は屋根に乗っかった雪がいつ滑り落ちるか分からない為、ぜひ頭上にもご注意下さい。

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店内ではいち早くお正月バージョンの商品が。
タッチダウンビールの賀正ラベル詰め合せです。お年始にご活用いただけます。

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こちらもスタッフいち押し、地元北杜市の酒店が販売する「酒粕入りの石けん」です。こだわりの米焼酎"こぼれ種"の酒粕を練り込んだ手作りの石けん、酒粕入りと酒粕&よもぎ入りの二種類で、寒い冬のバスタイムを豊かにしてくれそうです。
季節の表情
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XmasのシメはROCKで

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目映いばかりの雪景色から始まった今年のクリスマス、皆様の願いはサンタさんに届きましたか?
キラキラ輝く素敵なクリスマスに感謝・・・。
そしてサンタさんが今年も最後に立ち寄るのが、そう、ROCK。
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暖炉のゆれる火とキャンドル、そして明るすぎない照明、心地よいBGMの海の浸りながら、タッチダウンビールでゆっくり喉を潤す ー 正に大人の時間。

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"大人ROCK"にふさわしい演出がこれ、ローストビーフのカッティングサービス。ご注文いただいてから、シェフが大きな塊から切り分けます。今年のクリスマス限定のお楽しみ♪
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お腹が満たされた頃合いで、こちらはROCKのクリスマスに欠かせないゲストの登場!小笠原千秋さんとお仲間の皆さん。かっこいいジャズの生演奏で今年も聖夜を締めくくってくれました。
季節の表情
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今宵、ホワイトクリスマスコンサトート。

今週降った雪はまだ至る所に残っていて、今日も時折山から吹っかけてくる白い粒に一瞬視界が奪われることも。
ともあれ、年に一度のクリスマスを雪景色の中で祝える幸せは、何にも代え難いものがあります。
しばし外の寒さを忘れ、オルゴールに囲まれた暖かな部屋で、素敵なクリスマスの調べをお楽しみいただきましょう。
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キャンドルの優しい灯に照らされて、二人の素敵なピアニストが織りなす心から温まるコンサート。
12/21・22・23・24の四日間開催されています。
季節の表情
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積雪!

予報の通り、18日のお昼前から降り出した雪は明け方まで続き、今シーズン初めて清里中を真っ白に覆い尽くした感じです。
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気温が案外高めのせいでしょうか、多いところでも15〜20cmぐらい、湿った雪です。

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今月登場した馬車もすっぽり....、今日はお休みですね。

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変わって大忙しのジョンディア(舩木良さん)、駐車場オープンに向けてフル稼動です。

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雪かき前の表情はオツなもの。まさしく雪化粧。

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薪の三角オブジェは雪をかぶったことで違った味が出てきましたね。(世界遺産ぽい)

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博物館前のニョキニョキ兄弟も帽子が20%増量中、ちょっと重そう!?
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暖かな光があふれています。

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清里信号の下、北駐車場入り口角に今年もトナカイとともに薪の三角オブジェが登場し、夕暮れ時から優しい灯りをともしています。

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広場ではサンタさんがデコレーションしたトナカイを引っぱり、石畳の導線をドイツトーヒのツリーの光が照らしています。
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ロック玄関横のオブジェも点灯されています。
これまで清里駅前広場と萌木の村だけのアイキャッチだった薪のオブジェは、今年のクリスマスから清里中に広まっています。
暮れてからの寒さはどんどん厳しくなっていますが、暖かな光が心地よい清里の夜のイルミネーションを、色々歩いて探してみても楽しいですよ。
季節の表情
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マンスリー上次さん 12月号

 人は本を読んだり、人に会って話を聞いたり、旅行して体験した経験などからいろいろ学びます。その学んだ事が日々の出来事の中で生じる決断力に生かされます。
 私達の住む清里では清里ならではの生活があります。私達は自然と付き合いながら現代の恩恵を受け、毎日生かされております。今の時代は都会に住んでいる人達と同じ事をしてもこの地で生きていく事は出来ます。しかし、それではこの地で生きる事がとっても虚しいものになってしまいます。
 私共のホテル・レストラン・博物館で働くスタッフは、分業化された今の時代、自然と関わらなくても普通に生活していけます。そして何も考えなくなります。私は、スタッフに石積みを、土を掘る事を、薪を作る事を、農業をする事を日々の仕事以外に経験させる事にしました。例えば、ダンロで燃やす薪にしても木を切り、枝をはらい丸太を50cmに小さく切り、それを割り、積み上げる所などは、今までは人に頼み、スタッフはその積まれた薪をダンロの中に運び燃やすだけでした。それでもスイッチを入れるだけで暖かくなる生活からすれば大変な事だと思うようです。でも、そこまでの作業の事は知らないのです。実際には何も知らないスタッフが薪作りのプロの人の所に手伝いに行っても足手まといです。それでも私はプロの人達に経験させて下さいとお願いして作業を手伝わせております。一人前の人の1/10位しか仕事をしなくても、一日手伝う事はスタッフにとっては大変な事のようです。薪を積むまでにこんな大変な作業がある事を知る事が大事なのです。清里で働くという事は都会で働く事の他に、いろいろやらなければいけない事を知り、経験する事が大事なのです。実はその経験が人生の中で大きく役立つ事になるのです。「自分にも出来た。」そしてその経験が苦痛ではなく楽しくなるスタッフも出てきます。そこからアイデアが生まれたり楽しさを皆様に伝えたり。
 都会は人間が造った物です。自然は神様が作られました。私はそんな所で生きているのです。どっちが素晴らしいかは考えなくてもわかるはずです。私達は素晴らしい自然の中で生きているかと思えれば、この地は天国です。
 私は今、先人達が清里開拓をした希望に満ち溢れ生き生きとした時代の生き方を少しでも萌木の村で働く人達に伝え、経験させていこうと思っています。私達は春の芽吹きの頃まで開拓者達が春の訪れの為に冬に準備していた事をこの時代にやっていこうと思っています。私がこうしたいああしたいと思っても体験していないと共通のイメージが湧きません。私は今、スタッフの研修とそんな体験を通して清里で生きるプロを育てたいと思っています。まだまだ過渡期で皆様に満足していただける物までは創れませんがいつか必ず皆様にここだけの萌木の村をお見せできるように作り上げますので、楽しみにしていて下さい。1日1日こつこつと小さな手作業が大きな実を花を咲かせます。感謝
上次さんの気持ち
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