萌木の村 村民かわら版

八ヶ岳・清里高原「萌木の村」のスタッフが綴る季節ごとの村の表情や、個性あふれる各店舗のあれこれです。
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やまなし発酵マルシェ

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発酵食品の魅力を再発見するイベント「やまなし発酵マルシェ」が清泉寮前で開催されました。

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味噌・醤油やお漬け物、チーズと並んでここ清里を代表する発酵グルメと言ったら「タッチダウンビール」。
大勢の方にその味をお試しいただきました。

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今回はブースの中で実際にタッチダウン製造に使用している麦芽とホップも展示。興味をもたれたお客様には試食体験もしてお楽しみいただきました。

発酵マルシェは、発酵食品を通して身近な食材が秘める美味しさのメカニズムや無限に広がる可能性を知る、大人にも子供にも楽しいイベントでした。今後回を重ねるごとに、タッチダウンビールもその魅力を多くの人に知っていただく良いきっかけとなる事でしょう。
季節の表情
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「ネスト」リニューアルオープン!

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粉雪が舞っていた昨日とはうって代わって澄んだブルーの青空の下、ホテルのレストラン「ネスト」は改装工事を無事に終えてリニューアルオープンしました。

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窓は広く開放感にあふれています。

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中央のストーブの暖かみがレストラン全体に行き渡っています。

本日よりランチ、ディナーともに通常営業を再開しました。旬の地元素材を生かしたコース料理やお馴染みの石釜焼きピッツァ、リーズナブルなセットメニューも用意しています。おすすめの甲州ワインもぜひご賞味下さい!
村役場より
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クロッカス開花!

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改装工事も最終段階に入っているハット・ウォールデン前で、今年も元気にクロッカスの開花が見られました。日ごとに暖かさを増す日差しにせかされるように、急いで土の上に顔を出した感じです。
クロッカス前線はこのあと村を少しずつ南下していき、本格的な春の到来を告げてくれます。
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自然木工房ONO前のマンサクも6〜7分咲き。だいぶイエローが鮮やかになってきました。

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方々で開花の知らせが聞こえてきたのか、鳥たちも浮かれ気味に見えます♪

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ホール・オブ・ホールズ前の駐車場にはまだまだ沢山の雪が残っているのですが、コブシの枝先の芽も陽気につられて柔らかくなってきているように思えました。
季節の表情
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遅い春を待っています...

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先日の雪はたいした量ではなかったのですが、翌日からの冷え込みは紛れもなく"冬本番"のものでした。この日も朝方お隣の野辺山ではマイナス20度を大きく下回ったのだとか。雪が解けないわけです。

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頭上見上げると雪や氷の花をつけた木々が何故だか誇らし気。

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寒さ厳しい中ですが、ハット・ウォールデンのレストラン改装工事は今月下旬のリニューアルオープンに向けて連日作業が続けられています。

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一歩店内に入ると、そこには春の兆しを感じられます。エッセンガルテンではこの時期おなじみの桜モチーフのお菓子が並んでいました。
また同店からはウレシイお知らせが。3月いっぱい、ロックにてお食事をされたお会計のレシートまたは専用のお買い物チケットをエッセンガルテンにお持ちいただくと、エッセンガルテンで販売中の食品類が10%OFF、雑貨類は20%OFFとなります!(※一部除外商品あり)この機会に、ぜひ北の端から南の端まで大移動してみては?

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ちなみにその真ん中へん、ブルーベルヒルでも楽しいお得なセールが開催中でした。一階二階三階、のきなみ20%、30%OFF!衣料品コーナーには驚きの50%OFFも!平行してホワイトデーギフトも各階充実していますよ。
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なかなか暦の通り春へと向かっている実感はもてていないこの頃なのですが、自然木工房ONO前のマンサクの木の枝先では、堅い花芽が少しずつ少しずつ、でも力強く、開いていこうと頑張っている姿を見る事が出来ました。
季節の表情
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マンスリー上次さん 3月号

  この大雪は私の知る限り、清里では初めての事でした。"陸の孤島"という言葉が正にあてはまる状態でした。皆さんからご心配や励ましのお言葉をたくさんいただき、このような時一番大事なのは人の言葉だと、つくづく思いました。
 さて、そんな大雪の中でもホテルのレストラン改装工事は再開され、一歩一歩、前と進んでいます。私の萌木の村は永坂先生という甲府市にお住まいの設計の先生との出会いからスタートしています。その先生のご紹介で最初はロックを建てました。43年前です。次にホテル「ハット・ウォールデン」の建設を、長野県でリゾートホテル等で実績のある北野建設にお願いします。ニューヨークに「ホテル キタノ」というホテルを持っていたという事も、その会社にお願いする大きな要因になりました。
その後、一人の若い大工さんに出会います。堀内正人さん。希望に満ちあふれた若者でした。独り立ちしたばっかりの彼に、今の自然木工房ONO(当時はメリーマック)の建物を作ってもらいます。そして私はその仕事ぶりと彼の人間性に惚れ込み、一緒に萌木の村の計画を進めていきます。
そんな彼ですから、若い腕の良い大工さんたちが彼の元に集まって来ます。守さん、ヘイちゃん、末吉さん(以下末さん)、池さん、この人たちは今それぞれ独立して、皆それぞれに刺激し合いながら質の高い仕事をしています。
その中の一人、末さんという大工さんは棟梁(建築工房ゆほびわ)としてバレエ教室、ホール・オブ・ホールズ等を作ってきました。根性が人一倍で負けず嫌い、ともかく仕事好き。彼のエピソードは山ほどあります。そんな彼が独立して良い仕事はするのですが、いつも頑張り過ぎるので儲からないという事がありました。そのために苦労をしたことも、大きな苦難にあったことも。そんな中でも、末の腕の良さ、その仕事ぶりに憧れ大工を目指す若者たちが集まって来ました。彼らの作る家は年々質が上がり、依頼者からは本当に感謝されるようになって、それが口コミで広がっていき、今では八ヶ岳で一番質の高い良い家を作る集団と言われるようになりました。
 その集団「ゆほびわ」に今回のホテル改修をお願いしたのですが、私が思っていた以上に、彼らの腕は上がっていました。本当に一人一人が凄い腕になっておりました。私は今まで萌木の村を作ってきたので、建築については相当わかります。今、間違い無く木造建築では最高でしょう。そして今回現場を見ているのですが、本当に凄い腕です。多分皆さんも3月23日以降ホテルのレストランを訪れていただいた時に、その違いを見て下さい。ビフォー・アフターのテレビ番組に出せば良かったと思います。
 大工工事がパーフェクトだと、左官屋さん、塗装屋さん、電気屋さん、全ての皆さんがベースの仕事の質に合わせて全てが丁寧でパーフェクトな仕事になっていきます。私たちホテルのスタッフもこんな器を作ってくれるのだから、もっと良いサービスをしなければと思い、勉強してくれております。特にチーフの塚田さんは八ヶ岳、軽井沢へ食べ歩きをしていろいろと考えてくれております。
 地域とは、そこに住んでいる人の中で、少しでも頑張る人がいると波がおきるのですね。私たちもこれから清里・八ヶ岳という所が良くなるために「ゆほびわの皆さん」のような役割が出来るよう頑張りたいと思います。そして私・舩木も皆さんが元気になる事が出来るような役割の人間になりたいと思いました。
上次さんの気持ち
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