萌木の村 村民かわら版

八ヶ岳・清里高原「萌木の村」のスタッフが綴る季節ごとの村の表情や、個性あふれる各店舗のあれこれです。
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ハロウィンパーティー2014!

なんだかんだとお祭り続きだった10月があっという間に過ぎ、とうとうやって来ました「10月31日」の夜。降りしきる冷たい雨を逃れるようにして、ロックのドアを開けて現れる奇抜な顔・顔・顔。
今年も年に一度の大仮装パーティー『ハロウィンパーティーinROCK』のはじまりはじまりー!

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ハロウィンの仮装といえば、その年どしの世相を反映するもの、なんて勝手に決めつけていました。確かにアナ雪もいましたし、不動のキャラクターものもいました。けど今年に限っては、確たるモチーフの存在しないオリジナルもので勝負している方々が多かったように思えます。もう既存の受け売りや流行ネタでは物足りないのですね!新たなハロウィンナイトのヒーロー・ヒロインを目指し、独自のイメージを膨らませてやって来たツワモノたち、ものすごく光っていました!
(※ほうき忘れてくなよー)
季節の表情
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復活!『私のカントリー フェスタin清里』

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10月最後の週末、色付いた木々の葉がまぶしい早朝の萌木の村広場に、この"行列"が帰ってきました。『私のカントリー フェスタin清里』二年ぶりの開催です!

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二年間、待ちこがれていた皆さんが夜明けとともに広場に集結、9時の開店の時刻にはどのお店の前にも長蛇の列が!そして広場をうめつくすお客様の波。

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今年は店舗数も増え、おなじみの読者フリーマーケットのエリアも広場東側の林の中に新設!どの会場もたいへん賑わっていました。

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お目当てのショップの福袋(箱?)をゲット。オメデトウゴザイマス!

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今年の演奏はマリンバの軽快なリズムが心地よいウッドランドの皆さん。かっこよかったです!

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フェスタ名別の体験コーナーあれこれ。パーゴラ前広場で開催されていた萌木窯さんの『鉄の鍛造体験』。大人も子供もはまっていましたね。

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あちらこちらのブースや店舗前で催されている制作体験コーナーは、いつも熱心な眼差しの子供さんたちでいっぱいでした。
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こちも人気の五味あいみさんの『森体感ツアー』。

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そして『甲州ワインの試飲体験』に、

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『野菜の詰め放題体験』(大人気)。

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ステージ上ではご存知『愛犬ファッションショー』、今年も凝りに凝った衣装と"一芸"で沸かせてくれました。

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今年はワンちゃんだけじゃなくてかわいいお嬢ちゃんも。

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でもかわいいだけでは白菜をゲットできない、、、心を鬼にしてピエールを打ち負かす!(そして白菜ゲット♪)

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萌木の村のガーデンをデザインしてくださっているポール・スミザーさんのトークショーもたくさんのお客様に集まっていただきました。萌木の村との出会い、八ヶ岳の野草のこと、そして舩木村長が語るスミザーさん、楽しいお話がいっぱい聞けましたね。
このたび発売された著書にサインして下さいました。
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ピエールも北に南に二日間大活躍でしたね。ピエールの行くところ笑顔があふれていました。
でもそれはピエール一人だけのおかげではなく、笑顔にしてくれる商品や美味しいものが会場にたくさんたくさん集まっていたから、そしてこのフェスタを楽しみにされていた多くの方々が、全国からいらしてくれたから、そう、みんなの気持ちが会場に集まって、楽しいフェスタを作り上げたのではないでしょうか。

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お越しいただいた皆様、本当にありがとうございました。
来年も次回フェスタでお会いしましょう!
季節の表情
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カンティフェア2014

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10/18・10/19の2日間、清泉寮前牧草地にて恒例の『ポール・ラッシュ祭 〜八ヶ岳カンティフェア2014〜』が開催されました。雨に濡れた昨年とはうってかわって、今年は土曜日曜の2日間とも穏やかな秋晴れ!最高のフェア日和に恵まれました。

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開場まもなく、ひと際めを引くどこよりも長〜い人の列。そう、これぞカンティフェア名物「ロックの行列」なのです。

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目線よりも高い位置の網の上では、ご存知・骨付きリブステーキがたまらなく美味しい香りを放ちながら焼かれていきます。

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それはもう、驚異的な量です。

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この好天がもたらした心地よい気温のお陰で、タッチダウンビールもよく売れます!

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ちょっと離れた場所のメリーゴーラウンドカフェのブースでも大人気でした。

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こちらのご老人はビールサーバーのすぐ近くにどっかと腰を落ち着かせ、ゆっくりと、美味しそうにビールを召し上がっておられました。聞けばポール・ラッシュ博士とも縁のある方だそうです。清里が好き、お祭りが好き、そして今はタッチダウンビールが大好きだそうです。
八ヶ岳ブルーの空の下、いいお祭りになって良かったですね♪

ご利用いただきましたたくさんの皆様、本当にありがとうございました。
季節の表情
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"秋色"が進んでいます。

気がつけば、村のあちらこちらで木々の葉の色付きが進んできています。
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ホテルの客室前。

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こちらはあまり見慣れない、ホテルの北側からのショット。ツタウルシが鮮やかです。

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ブルーベルヒル。

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ウォルナットグローブ。

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まだまだ紅葉は始まったばかり。このひと月ほどの間で、村の色が一気に"秋"一色に変わります。

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ロック前のガーデンづくりもかなり進みました。存在感のあるガーデンに生まれ変わりそうです。今日もこだわりの男たちによる石積みが行われています。

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こちらも今年凝りに凝っているハロウィンディスプレイ担当が作った"巨大たばこ"。どれくらい巨大かと言いますと、、、このたばこをカボチャと比較したら良いのか?トナカイと比較したら良いのか?(ベンチと比べれば分かりますよね)
季節の表情
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マンスリー上次さん 10月号(続編)

 私の今やっている事はウイスキー作りに似ています。ウィスキーは蒸留して樽で寝かせ、5年、10年、20年、長いものでは50年も樽の中で熟成させます。今日作っている物は自分たちで飲むことのできない物もあります。現在ウィスキーとして世に出ている物は、我々の先輩方が20年30年前に未来の為に作ったものなのです。今萌木の村が取り組んでいるガーデンは、20年、50年、いや100年後、本当にこの地に馴染んだ美しい庭になると思います。次の世代の人たちがこの景観をどう生かしてくれているか、とっても楽しみです。その時の為に、今手を抜かないでしっかりとした仕事をしておきたいのです。その点、私の友人で萌木の村環境部の輿水章一さんは、私が願う以上の仕事を常にしてくれるのです。私はいつもポール・スミザーさんが描くデザイン以上の出来栄えだと思っています。発想・作業・仕上げ・維持管理・成長、一年ごとに質を上げていき、未来の宝物にしたいと思います。50年後、100年後のことを考えるとわくわくします。今は時間と経済的な負担が大きく、その見返りはほとんどありませんが、未来のための「基礎作り」とはそういうものだと思うのです。

 私はドイツのケルン城を初めて見た時、700年もかけて完成させたという話を聞き、計画を立てた人たちは何が楽しくて仕事をしていたのだとうか、設計をした人は自分の生きている時はただただ基礎を作る作業をするだけ、そんな考え方がなぜできるのだろうと不思議に思いましたが、最近、その人たちの気持ちが分かるようになってきました。700年後に完成する物がイメージできている先人たちにとって、その為の第一歩はとてつもない"ときめき"なのだと確信できるようになりました。皆さんにも、今進化している萌木の村の姿を見てときめいてもらえるよう、これからも私の想いを伝えていきます。

 ポール先生が言った言葉『一流であれ』。いつの日か萌木の村は“一流を目指す”のではなく、“一流が普通”になっていることを願います。私はまだまだ生みの苦しみを何回も何回も味わう事になると思います。そして現実と理想のギャップの中で皆様をがっかりさせる事もあると思います。「舩木上次が言っている事と萌木の村がやっている事は違う」と、叱られる事もたくさんあると思います。それでも私は、夢を追い続ける事を決意しました。それは、与えられた人生が一度しか無いからです。

 今萌木の村は、私と一緒に夢を追い求める、3年後5年後にリーダーになれる人財を求む。私は思う。萌木の村は感動したいと思う人にとっては宝の山だと。与えられるのではなく、自ら奪い取れ。
上次さんの気持ち
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マンスリー上次さん 10月号

  私は本当に幸せ者です。素晴らしい仲間に恵まれております。
先日、私どものブラウマイスターの中村、松岡、二人のビール職人の造ったビール「プレミアム ロック ボック」がWBA(World Beer Awards)でアジアのベストビールになりました。快挙です!国内のコンクールでは今までに何回も日本一になっているのですが、世界的な品評会に初めて出品して見事に受賞、本当にすごい事をやってくれました。
 私はご存知のようにお酒を飲めないのにビールを作っております。そして今はホテルにBARも始めました。前回の号外でウイスキーの事を少し書きましたが、日本ではもう販売していない終売品のウイスキーを集めました。その数500本ほど。ニッカのオールドボトルも相当入手しました。NHKの朝ドラでニッカウィスキーの竹鶴政孝さん、リタさんがモデルになる番組が放送されるなどという事は知る由もありませんでした。世界的なウイスキーブーム、そして今回の朝ドラ、見事に私にとっては追い風です。ウィスキーの専門誌「ウィスキーワールド」の8月号で、リゾートホテルのバーの特集で大きく取り上げていただいたり、ハット・ウォールデンが「婦人画報」で取り上げていただいたり、「八ヶ岳デイズ」ではポール・スミザーさんのガーデンと私の今進めている"八ヶ岳アルコール文化発信基地構想"が記事になったり、ホール・オブ・ホールズの音楽家とオルゴールの共演も少しずつ認められ、新しい魅力を発進し始めました。本当に皆さんが応援してくださり、萌木の村は夢がいっぱいです。ここ3年間で少しずつ蓄えてきた小さなつぼみがようやく小さな花として咲き始めました。しかし今私はスタッフとともに手綱を締めなおそうとしています。記事を見て訪れてくださるお客様の期待を裏切ってはならないからです。しっかり勉強して、その期待に応えようと努力しております。
 萌木の村には「世界一」とか「世界に一つ」あるいは「日本一」とか「日本に一つしかない」という物がいっぱいあります。世界一は、オルゴール館の『リモネール1900』、『モーツァルト・バレルオルガン』、世界一のオルガンビルダー『脇田直紀』、世界の野外バレエ公演『清里フィールドバレエ』。日本一は、日本一美味しい『タッチダウンビール』、日本でここだけの『八ヶ岳ナチュラルガーデン』、日本一質の高いウイスキーを収集したホテルのバー『パーチ』、オルゴール館ホール・オブ・ホールズをオープンした時から作り始めた『イヤープレート』は日本では最初のものです。そして世界一、日本一素敵な『萌木の村のお客様』です。
 私は「それらの物をしっかりお客様に伝えるに相応しい人になろう」と毎日言っております。私たちは、持っているもの、やっていることに負けないよう、自分磨きに励んでいきます。



※ただいまロック前にて、新たなガーデンの造成工事中です。ご利用の皆様には何かとご不便をおかけしますが、何卒ご了承下さい。140930.jpg
上次さんの気持ち
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