萌木の村 村民かわら版

八ヶ岳・清里高原「萌木の村」のスタッフが綴る季節ごとの村の表情や、個性あふれる各店舗のあれこれです。
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モエギザクラ開花!

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あれよあれよと言っている間に、広場のモエギザクラがその花を開き出しました!
遠目に見ても、けっこうピンクが濃いです。
今後も暖かい日が続きそうですので、思いのほか見頃の時期は駆け足になるのかな(?)
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この週末から、待ちに待った季節ブースが再開しています。
エレン向かいの「ひろばカフェ」と、エッセンガルテン横の「森のソフトクリーム」です。
どちらもよろしくお願いします!

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また、清里の周遊バス「清里ピクニックバス」も4/25から11月までの日程で運行が開始されました。
ホール・オブ・ホールズ前が停留所となっています。萌木の村を起点に、清泉寮や牧場通り、野辺山までも足を延ばせます。アクティブにご活用ください!
季節の表情
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村の桜情報

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広場のしだれ桜『モエギザクラ』もいよいよ色付いてきたみたいです。

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近くに寄って枝先を見てみると、色付いたつぼみが膨らんできていました。
昨年はちょっと遅れて、満開が5月の連休後半でしたが、例年並だとGW中は楽しめそうですね。

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ロックと萌木窯との中間付近。
背の低い桜たちはぼちぼち開花しています。
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季節の表情
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コブシが見頃です。

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オルゴール館前のコブシが今年も白い花を咲かせました。現在、清里のあちらこちらで見事なコブシの花をご覧になれます。

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広場で毎日続けられている花壇の整備。今日は舩木村長が重機に乗って、巨大な木の根っこと格闘していました。

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にしても、重機で土いじりをしている時の村長は、いつにも増してイキイキしていますね。

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こだわりの男たちが作り上げている広場のガーデンは、いよいよ完成形が見えてきた感じです。でもまだまだ驚きが隠されているようにも思えて、楽しみでなりませんね。

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そのガーデンでは、春の山菜の代表格コゴミが元気に育っていました。(おいしそう・・・)
季節の表情
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パロッツの感動、再び!

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夕闇に包まれたROCKエントランスに横付けされたヒストリックカー。
大勢の人々の歓声を浴びて車を降りたのは、ご存知『パロッツ』のメンバーたち。
言うまでもなく、皆が待ちこがれた今日の主役です。

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鳴り止まない拍手の渦の中を通ってステージへ。

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そして感動必至のライブがスタート!
聴かせて、踊らせて、酔わせて、これぞ「パロッツ!」
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季節の表情
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名車が続々!

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恒例のヒストリックカー・イベント『コッパディ小海』が今年も八ヶ岳を舞台に開催されました。

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チェックポイントの萌木の村ロック前に、続々とエントリーカーが訪れます。
言うまでもなく、皆かっこいい名車ばかり!

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歓声とフラッシュをいっぱいに浴びた参加者の各車は、存在感あふれる排気音を残しつつ、次のチェックポイント向けて疾走していきました。
季節の表情
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春の珍事!?

今年は真冬の1月・2月でも日中いっぱい雪が降り続くような日があったような記憶が’蘇りませんが、まぎれもなく4月のある日、それは起きました。夜が明けてから降ったり止んだりを繰り返して、日が暮れる頃まで白いものが舞っていました。
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写真はその翌朝、春の使者・ダンコウバイが雪を重そうに抱えている様は、ここ数年見た事はありませんでした。

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クリスマスローズも、

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スイセンたちも寒そうです。

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ここからは”氷”3連発。
霜柱も予定外だったのか、シーズン中には見られない慌てぶりです。

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キャロル横の”したたる氷”も復活!

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フェアーヘブン裏手の木、枝の切り口からツララが伸びていました。樹皮をつたってきた雫なのか、それとも内部に吸い上げられた樹液水なのか、、、、。

季節を逆行したような寒さは昨日まで。予報では最高気温も二桁になっていくそうなので、この雪や氷たちとも早々にお別れしそうです。
季節の表情
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マンスリー上次さん 4月号

joji2015.png  4月になるというのにまだ日陰には雪が残る清里です。そんな中で山野草が芽を吹き始めました。ポール・スミザーさんの指導の下、萌木の村の山野草ガーデンは整備されてきました。新しく作られた所にスミザーさんがどんな野草を植えるのかが楽しみです。今年の萌木の村でのイベントは山野草に囲まれて素敵な催し事が行われることでしょう。
 私は今、経済的に直接すぐに見返りがない事をやり続けています。昨年にはスタッフをイギリスにウイスキーの勉強を、そして今年はドイツにビールと料理の勉強に行かせました。行ったスタッフはそれぞれ一回りも二回りも大きく育って帰ってきました。又、今年は萌木の村の広場の中のトイレを新しく整備します。
 現実的には清里の衰退は皆さんが想像する以上に厳しい物があります。清里駅前の商店街はシャッター通りになり廃屋が放置され、テニスコートや駐車場だった所は太陽光のソーラーパネルで覆い尽くされるなどだいぶ荒れた状態です。国道141号線は倒産街道などという別名までついてしまいました。そんな清里ですが、私はこの清里が世界で一番素敵な所だと思っています。四方を山に囲まれその景観の美しさはスイスにも負けません。私は萌木の村を清里のあるべき姿のモデルにしたいと思っています。ここから第一歩を踏み出すつもりでこつこつと作り続け、100年後、500年後、1000年後には八ヶ岳高原が全部萌木の村のようになる夢を追い続けたいと思っています。一時的な乱開発は貧しかった開拓地にとっては通らざるを得ない試練だったのだと思います。
 私は地域は風だと思います。風土、風味、風習、風景それらの質の高さが風格になると思います。そして今は徹底的にソフトもハードもしっかりしたベース(基礎)を作りたいのです。苦しいけれどその基礎づくりをこれでもかと言うほどやりたいのです。私の頭の中にはその基礎の上に立って行なわれるであろう夢が舞い続けています。清里は宝の山です。見える宝物、見えない宝物それぞれいっぱいあります。それらを生かせば新しい可能性が山ほどあります。あれもやりたい、これもやりたいと思いますが、いまの私は少し変わりました。自分のやりたい事を自分で追うのではなく、希望を持った若者の夢をサポートすることが私の役割だと思うようになりました。素敵なバーを作りたい、世界一うまいと言われるビールを作りたい、清里でガラス工房を作りたいなどなど全部応援します。一人一人の夢に乗ることは、夢を追う若者の数だけ私も一緒に夢をおいかけられるのです。私の夢はまだまだ膨らみ続けています。
 春を迎え一気に華やかになる萌木の村の姿を見に来て下さい。
上次さんの気持ち
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