萌木の村 村民かわら版

八ヶ岳・清里高原「萌木の村」のスタッフが綴る季節ごとの村の表情や、個性あふれる各店舗のあれこれです。
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クリスマスの装いに...

今日は朝から村人総出でクリスマスの飾り付け作業です。
村内あちらこちらのトナカイたち全てに赤いリボンをつけてあげます。
街灯にはもみの木のリース、看板もクリスマス仕様に付け替えられました。
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秋明菊の綿毛がやさしく揺れていました。

各お店の内外も、これからクリスマスに向けてお店ごとのディスプレイがすすめられることでしょう。
お楽しみに♪
季節の表情
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秋もやります「カレーフェスタ!」

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今年1月に開催してたいへん好評だったロックの『カレーフェスタ』、この秋もドーンとやります!

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いつものロックのカレーにトッピングできるのは、ソーセージにベーコン、カツ、etc...と食いしん坊にはたまらないワードがズラリ!

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他にも新鮮なサラダをはじめお野菜メニューも充実、バランスいいです。

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スープもついて90分の食べ放題!お好みのトッピングをあれこれ試して、あなただけのオリジナルROCKカレーをお楽しみください!

期間/11月17日(月)〜21日(金)
季節の表情
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クリスマス支度

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ハット・ウォールデンの1Fレストラン・ネスト軒先に、今年も"干し柿"がズラリと登場しました。
早ければ来月には、バーのおつまみやちょっとしたオードブルとなって、お召し上がりいただけるとの事です。また、昨年よりクリスマスを彩るハット・ウォールデンの定番ケーキ「シュトレン」にこの干し柿を一年かけて漬け込んだドライフルーツが使われているのだそうです。今きれいに吊るされているこの柿たちは来年のクリスマスに活躍するのかな?楽しみですね。

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美味しいイルミネーション。

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変わって広場には職人さんたちの手づくり・トナカイ隊の2014年バージョンがお目見えしています。
クリスマス飾りをまとわせてもらえるのを、今か今かと待っている感じ。

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ちなみにロック前のトナカイたちはジョンディアカラーになっていました!
季節の表情
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秋冬限定醸造「アルト」登場!

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ROCK輿水料理長がいつものごとく丁寧にグラスに注いでいるのは、先ごろお目見えした今シーズンの『タッチダウンビール アルト』です!
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ルビー色に輝く目にも美味しいビール、今年も出来上がりました!華やかな香りとふくよかな味わい、寒さ増すこれからの季節に、ぜひゆっくり時間をかけてお召し上がりいただきたいビールです。
※数量限定ですので、お早めにどうぞ!
 ↓「収穫感謝セール」でもお買い求めになれます。


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ちなみに今日はロック前駐車場にかっこいい車の皆さんが勢揃いしました。『Legend of THE RALLY 2014』ご参加の皆様です。ちょっと懐かしいフォルム・・・それもそのはず、参加資格のある車両は20年以上前に製造されたものに限られているからです。でもどの車も現役バリバリ、かっこいいです!
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※皆様、タッチダウンビールはお土産にお持ち狩り下さいませ♪
季節の表情
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マンスリー上次さん 11月号

 清里は秋の紅葉が終わりを迎え、少し静かな季節に入ります。私達はいよいよ萌木の村の環境整備とひとり一人のスタッフがそれぞれの研修と目標に向かって準備と充電をする大切な季節を迎えています。

 3年間続けて来た石積みや庭づくりは目に見えて変化が表れてきました。何よりポール・スミザーさんのガーデニング哲学を、作業を共にする我々作業スタッフも共有できるようになってきたのは大きな成果です。50年後100年後を夢みることができるようになりました。

 Big Newsです。私が「こいつらまだまだだ」と思っている間に、若いスタッフ達は大きく成長していました。ビール職人の中村・松岡はアジアNo.1のビールを作る技術者になっていたのです。そんな彼らに続けとばかりに、各資格試験にチャレンジする者があらわれました。

 萌木の村の中にある宝物探しも始めました。萌木の村の中にある世界一、日本一はいっぱいありました。実はこんな小さな会社なのにすごいものがたくさんありました。列記してみますと・・・

・世界に一つだけの自動演奏楽器(オルゴール)「リモネール1900」、「チッカリ 
 ング・9フィート・アンピコ・グランドピアノ」、「モーツァルト・バレル・オル 
 ガン」
・屋外で行われる日本で唯一のバレエ公演-清里フィールドバレエ
・日本一 八ヶ岳地ビール 「タッチダウン」(デュンケル、ロックボック、ショコラ)
・世界一 ガレ・オリジナルランプ
・日本一 脇田直紀のオルゴール及び修理技術
・アメリカ大陸横断鉄道の機関車にある鐘(開拓の鐘)
・永坂定夫の日本、中国、韓国の食器コレクション及びティカップコレクション
・日本一 ROCKオリジナルビーフカレー

私達は今この宝物をどう活かしどう皆様にお伝えしていくかを考えています。

 ここにきて私は毎日毎日が楽しくて仕方ありません。若者の手助けをする、応援をすることが今の私の生き甲斐になっています。ただし、応援する相手は私の眼鏡にかなった若者だけです。
条件は1、嘘をつかない人。弁解したりごまかす人はダメ!
2、「ごめんなさい」が言える人。失敗してもいいから、気がついたら素直に謝ることが大切です。
3、感謝する気持ちがある人。自分だけでは何もできないものです。周りの人に助けられていることを知っていて、素直に「ありがとう」が言えなければなりません。
4、感動する感受性を持ち合わせた人。美しいもの、美味しいもの、人が努力する姿を見たりスポーツを見て心の底から「すごい」と感動できる人です。
5、笑顔が素敵な人。会話する相手の目を見て話し、相手の人の心まで幸せにしてしまうような笑顔の素敵な人です。
この五つです。私はこんな人達と一緒に仕事をしていきたいと思います。そして萌木の村には何人もそんな若者がいます。私は自分が学んできたこと、失敗から得たこと、出会ってきた人達、そのすべてを皆に分けてあげたいと思うのです。

 しかし、本当に人生はこんなに楽しくて良いのでしょうか。実は決して全てがうまくいっている訳ではないのです。清里の衰退は目を覆うものがあります。また、萌木の村株式会社としての収支もまたまた厳しい。こういう状況でさらに未来(さき)が見えないと人は不安と心配に支配されて苦しみます。自分の過去にも、もがき苦しんだ時があります。そんな厳しい状況の中で気がついたこと、教えられたことがたくさんあるのです。その結果現在があり、だから今が楽しくて仕方ありません。過去も順調で、これからもうまく行くのは面白くない。うまいものを食べ続けていると、うまいものがわからなくなる。お金がいくらあっても決して心は豊かにはならない。人生、“苦”があるから“楽”がある。私は最近思うのですが、もしあの世があるのなら迷わず地獄に行きたいと思うのです。平凡な天国に行くより、地獄に行って地獄を楽しい所にしたいのです。

 なぜ私がそのような思いになったかというと、私は、自分が出会ってきた人々の中で誰が幸せな人だったのか、考えるようになりました。すると清里の開拓者の先人達が一番幸せだったのではないかという結論に達したのです。このお話は次回の話題にさせていただきますが、だから私は開拓者でありたいといつも心に念じているのです。
季節の表情
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ハロウィンパーティー2014!

なんだかんだとお祭り続きだった10月があっという間に過ぎ、とうとうやって来ました「10月31日」の夜。降りしきる冷たい雨を逃れるようにして、ロックのドアを開けて現れる奇抜な顔・顔・顔。
今年も年に一度の大仮装パーティー『ハロウィンパーティーinROCK』のはじまりはじまりー!

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ハロウィンの仮装といえば、その年どしの世相を反映するもの、なんて勝手に決めつけていました。確かにアナ雪もいましたし、不動のキャラクターものもいました。けど今年に限っては、確たるモチーフの存在しないオリジナルもので勝負している方々が多かったように思えます。もう既存の受け売りや流行ネタでは物足りないのですね!新たなハロウィンナイトのヒーロー・ヒロインを目指し、独自のイメージを膨らませてやって来たツワモノたち、ものすごく光っていました!
(※ほうき忘れてくなよー)
季節の表情
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復活!『私のカントリー フェスタin清里』

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10月最後の週末、色付いた木々の葉がまぶしい早朝の萌木の村広場に、この"行列"が帰ってきました。『私のカントリー フェスタin清里』二年ぶりの開催です!

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二年間、待ちこがれていた皆さんが夜明けとともに広場に集結、9時の開店の時刻にはどのお店の前にも長蛇の列が!そして広場をうめつくすお客様の波。

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今年は店舗数も増え、おなじみの読者フリーマーケットのエリアも広場東側の林の中に新設!どの会場もたいへん賑わっていました。

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お目当てのショップの福袋(箱?)をゲット。オメデトウゴザイマス!

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今年の演奏はマリンバの軽快なリズムが心地よいウッドランドの皆さん。かっこよかったです!

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フェスタ名別の体験コーナーあれこれ。パーゴラ前広場で開催されていた萌木窯さんの『鉄の鍛造体験』。大人も子供もはまっていましたね。

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あちらこちらのブースや店舗前で催されている制作体験コーナーは、いつも熱心な眼差しの子供さんたちでいっぱいでした。
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こちも人気の五味あいみさんの『森体感ツアー』。

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そして『甲州ワインの試飲体験』に、

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『野菜の詰め放題体験』(大人気)。

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ステージ上ではご存知『愛犬ファッションショー』、今年も凝りに凝った衣装と"一芸"で沸かせてくれました。

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今年はワンちゃんだけじゃなくてかわいいお嬢ちゃんも。

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でもかわいいだけでは白菜をゲットできない、、、心を鬼にしてピエールを打ち負かす!(そして白菜ゲット♪)

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萌木の村のガーデンをデザインしてくださっているポール・スミザーさんのトークショーもたくさんのお客様に集まっていただきました。萌木の村との出会い、八ヶ岳の野草のこと、そして舩木村長が語るスミザーさん、楽しいお話がいっぱい聞けましたね。
このたび発売された著書にサインして下さいました。
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ピエールも北に南に二日間大活躍でしたね。ピエールの行くところ笑顔があふれていました。
でもそれはピエール一人だけのおかげではなく、笑顔にしてくれる商品や美味しいものが会場にたくさんたくさん集まっていたから、そしてこのフェスタを楽しみにされていた多くの方々が、全国からいらしてくれたから、そう、みんなの気持ちが会場に集まって、楽しいフェスタを作り上げたのではないでしょうか。

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お越しいただいた皆様、本当にありがとうございました。
来年も次回フェスタでお会いしましょう!
季節の表情
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カンティフェア2014

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10/18・10/19の2日間、清泉寮前牧草地にて恒例の『ポール・ラッシュ祭 〜八ヶ岳カンティフェア2014〜』が開催されました。雨に濡れた昨年とはうってかわって、今年は土曜日曜の2日間とも穏やかな秋晴れ!最高のフェア日和に恵まれました。

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開場まもなく、ひと際めを引くどこよりも長〜い人の列。そう、これぞカンティフェア名物「ロックの行列」なのです。

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目線よりも高い位置の網の上では、ご存知・骨付きリブステーキがたまらなく美味しい香りを放ちながら焼かれていきます。

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それはもう、驚異的な量です。

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この好天がもたらした心地よい気温のお陰で、タッチダウンビールもよく売れます!

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ちょっと離れた場所のメリーゴーラウンドカフェのブースでも大人気でした。

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こちらのご老人はビールサーバーのすぐ近くにどっかと腰を落ち着かせ、ゆっくりと、美味しそうにビールを召し上がっておられました。聞けばポール・ラッシュ博士とも縁のある方だそうです。清里が好き、お祭りが好き、そして今はタッチダウンビールが大好きだそうです。
八ヶ岳ブルーの空の下、いいお祭りになって良かったですね♪

ご利用いただきましたたくさんの皆様、本当にありがとうございました。
季節の表情
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"秋色"が進んでいます。

気がつけば、村のあちらこちらで木々の葉の色付きが進んできています。
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ホテルの客室前。

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こちらはあまり見慣れない、ホテルの北側からのショット。ツタウルシが鮮やかです。

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ブルーベルヒル。

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ウォルナットグローブ。

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まだまだ紅葉は始まったばかり。このひと月ほどの間で、村の色が一気に"秋"一色に変わります。

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ロック前のガーデンづくりもかなり進みました。存在感のあるガーデンに生まれ変わりそうです。今日もこだわりの男たちによる石積みが行われています。

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こちらも今年凝りに凝っているハロウィンディスプレイ担当が作った"巨大たばこ"。どれくらい巨大かと言いますと、、、このたばこをカボチャと比較したら良いのか?トナカイと比較したら良いのか?(ベンチと比べれば分かりますよね)
季節の表情
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マンスリー上次さん 10月号(続編)

 私の今やっている事はウイスキー作りに似ています。ウィスキーは蒸留して樽で寝かせ、5年、10年、20年、長いものでは50年も樽の中で熟成させます。今日作っている物は自分たちで飲むことのできない物もあります。現在ウィスキーとして世に出ている物は、我々の先輩方が20年30年前に未来の為に作ったものなのです。今萌木の村が取り組んでいるガーデンは、20年、50年、いや100年後、本当にこの地に馴染んだ美しい庭になると思います。次の世代の人たちがこの景観をどう生かしてくれているか、とっても楽しみです。その時の為に、今手を抜かないでしっかりとした仕事をしておきたいのです。その点、私の友人で萌木の村環境部の輿水章一さんは、私が願う以上の仕事を常にしてくれるのです。私はいつもポール・スミザーさんが描くデザイン以上の出来栄えだと思っています。発想・作業・仕上げ・維持管理・成長、一年ごとに質を上げていき、未来の宝物にしたいと思います。50年後、100年後のことを考えるとわくわくします。今は時間と経済的な負担が大きく、その見返りはほとんどありませんが、未来のための「基礎作り」とはそういうものだと思うのです。

 私はドイツのケルン城を初めて見た時、700年もかけて完成させたという話を聞き、計画を立てた人たちは何が楽しくて仕事をしていたのだとうか、設計をした人は自分の生きている時はただただ基礎を作る作業をするだけ、そんな考え方がなぜできるのだろうと不思議に思いましたが、最近、その人たちの気持ちが分かるようになってきました。700年後に完成する物がイメージできている先人たちにとって、その為の第一歩はとてつもない"ときめき"なのだと確信できるようになりました。皆さんにも、今進化している萌木の村の姿を見てときめいてもらえるよう、これからも私の想いを伝えていきます。

 ポール先生が言った言葉『一流であれ』。いつの日か萌木の村は“一流を目指す”のではなく、“一流が普通”になっていることを願います。私はまだまだ生みの苦しみを何回も何回も味わう事になると思います。そして現実と理想のギャップの中で皆様をがっかりさせる事もあると思います。「舩木上次が言っている事と萌木の村がやっている事は違う」と、叱られる事もたくさんあると思います。それでも私は、夢を追い続ける事を決意しました。それは、与えられた人生が一度しか無いからです。

 今萌木の村は、私と一緒に夢を追い求める、3年後5年後にリーダーになれる人財を求む。私は思う。萌木の村は感動したいと思う人にとっては宝の山だと。与えられるのではなく、自ら奪い取れ。
上次さんの気持ち
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