萌木の村 村民かわら版

八ヶ岳・清里高原「萌木の村」のスタッフが綴る季節ごとの村の表情や、個性あふれる各店舗のあれこれです。
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ホップの花

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ロックの玄関前で育てられているホップのつる先をよく見ると、小さな線香花火のようなものがたくさん付いていました。どうやら"毛花"と呼ばれるもののようです。これが育って松笠のよなうな形になると、皆さんご存知のホップの成熟期になるのだそうです。大きく、美味しくなってね!
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滝見の丘へ涼を求めて分け入ってみると、まだまだお目にかかれました。ヤマアジサイです。
まさに今が見頃。薄暗い森の中を明るく照らしてくれています。
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ハット・ウォールデン前のお庭ではただいまギボウシとトラノオが元気です。
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ときどき見かけます。セミに抜け殻。大好きな子供たちの目線あたりにくっついています。
季節の表情
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マンスリー上次さん 7月号

 いよいよ今月末から清里フィールドバレエが始まります。
今回は"変わる"という思いで、昨年から準備を始めました。
何故変わらなければいけないのか。そしてどう変わらなければいけないのかが、私の中で気がつき、見えて来たように思えるのです。
私達は清里という恵まれた宝の山のような所に住み、生活してます。今回富士山が世界遺産になり、三保の松原も富士が美しく見えるという事で認められましたが、実は清里から見る富士山が一番です。正面に富士山、右手に南アルプス、左手に秩父の山々、そして振り返れば八ヶ岳。そこで私達はどう生きなければならないのか、自分が今までやってきた間違い、そんな考えが、答えが出なかった時に、ポール先生のやって来た事を私なりに見直しました。そしてやっと、先生のやろうとしていた事が見えて来たのです。
私達この地で生きて行く者にとっては、先生の目指していた目的と同じ方向で、今の時代に合った方法で一歩ずつ前へ進むことなのだと思うようになって来たのです。
その中で【バレエ】はその象徴です。
地元に住む人たちと共に、一緒に"民度"(人間そしての質、人間性の豊かさ)を上げる事が大事です。そしてここに住んでいる事に誇りを持って自立している事、美しい清里、人も自然もやっている行いも。
最近うれしい事がありました。私の友人でバレエなんか俺には関係ねえと20年前には言っていた彼が、驚く事を言いました。イギリスから来たバレエ団の公演を観る為に新国立劇場にバレエを観に行って来たと私に言ったのです。『え!おまえが?』です。そしたら何回も行っているとの事。何が変わったのか、人は良いもの、良き人、知識、美しいものに出会うと、考え方や人間性が成長するという事です。何より彼との会話が上質になりました。
人は生まれて来た時は、頭の中は真っ白です。コンピューターのハードのような物です。そこにソフトが取り入れられます。そのソフトの中に三つの大事な要素があります。

一つ 生まれた場所・育った場所
一つ 生まれた時代
一つ 出会った人

その事により、私達は目の前の問題に対処していきます。
私がフィールドバレエを何故始めたのか。ポール先生の理想を実現しようとするキープ協会という所で生まれた事。運良くその時代が清里にとって開拓の時代。ポール先生をはじめ多くの夢に向かって生きていた人たちが身近にいた事。私の中では私の目の前に判断しなければいけない問題が起きた時に、それらのソフトが稼動して答を出してくれるのです。
私がフィールドバレエで一番見てもらいたいのは、地元の子供たちです。だから私達は子供のための料金を設定しました。二千円です。バレエ公演で子供料金が設定されているのは非常に珍しいと思います。本物、美しい物、良き事、ここだけの"事"、"物"、そして子供の時からいっぱい経験してもらわないと良き人間は育ちません。
私のような決して優れていない者でも皆さんのような素敵な人との出会いにより今のような道を開いていく事が出来る訳ですから、これから私達と違い長い時間を持っている若者に、重要なソフトとしての役割になれるような事と物をやって行こうと思うのです。
ポール先生を良く知る身近な人の一人で秋吉光男さんという方が私に行った言葉があります。
「ポール先生も人間だから間違いもいっぱいした。感情的になることもあった。しかし他の人との違いは、先生は一日一回必ず十字架に向かって、今日一日の行いは神に捧げる仕事として相応しかったかと自分に問うてた事だ」と言われました。
今回のフィールドバレエ、萌木の村の生まれ変わりは私達に試練をいっぱい与えてくれています。そして乗り越えて行った時に、また私達は一つの誇りを手に入れられる。
一緒に手を取り合った仲間とも絆が生まれるのだと思います。
『会場で待っています!』
上次さんの気持ち
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コアジサイが満開!

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ホテルの裏手にある「滝見の丘遊歩道」沿いでは、ただいまコアジサイが小さな白い花をいっぱいつけています。
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至る所でそのかわいらしい花たちを見ることができます。

ヤマアジサイはまだつぼみの様。コアジサイと入れ替わりで開くのかな?
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一方広場を見下ろすガーデンでは、雨宮さんのパーゴラ作りがいよいよ佳境に入っていました。
間もなく完成のようです!
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ぶこついイメージがありましたが、こんなところにおしゃれなワンポイントが。
きっとお越しになる皆さんのハートも射止めることでしょう。

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フェアーヘブン前のジュンベリーの実がたわわになっていました。この実を食べて、村の周囲に住む野鳥たちは夏バテ知らずですね。

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季節の表情
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キャンドルナイト(2013年,夏至)

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一年で一番昼の時間が長い日【夏至】の翌日、今年も恒例のキャンドルナイトがロックで開催されました。夏至のキャンドルナイトではお馴染みとなった青竹のオブジェがお店の内外に並べられて涼しさとエコを演出していました(※全てロックのスタッフ手作り!)。

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青竹の中のろうそくの灯がゆらゆらしてくる頃、大沢聡さんのオカリーナ・ライブがスタートします。
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今回はピアノに平田フミトさんを迎え、ムードたっぷりのジャズナンバーからノリの良いラテンの調べまで実にバリエーションに富んだ演奏の数々で、お客様もゆったりした時間を楽しまれていました。
季節の表情
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新聞に紹介されました!!

ホール・オブ・ホールズの匠の部屋で製作している「そらごーる♪」が今日の山梨日日新聞で取り上げられました!取材のとき記者の方と自然について話が盛り上がり大きく取り上げていただけたのではないかと思います。ありがとうございます!御興味ある方は↓
http://www.moeginomura.co.jp/HALLS/nature_orgel/

匠の部屋
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季節の表情
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季節の花をどうぞ。

先日久しぶりの雨に地表が幾分潤った清里、まだまだ平均値からするとこの時期の雨量としては全然少ないのでしょうが、植物たちにとっては恵みの雨だったことは間違いないですね。
では、また雨があがって元気な蝉の合唱の下で撮影した季節の花たちを何枚か。
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フェアリーテイルズのクレマチスが満開、圧巻です。

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萌木窯前のクレマチスも良いアクセントになっていますね。

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フェアーヘブン前のハマナスはそろそろ終盤。その後は見事なバラに替わっていきます。

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マロニエの花が芝地を彩っていました。

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ハクウンボクは今年見頃を逸してしまい、良い写真を紹介できませんでした。来年リベンジします。

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ハット・ウォールデン前の木から下がって見えるのは、まさかホップ!?ではなくクマシデという木だそうで、残念ながらビールにはなりません。でもビール飲みたい衝動を与えるには充分!

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だいぶ完成に近づいてきたナチュラルガーデンのバーゴラ。接合部分は荒々しさの中にも繊細さを感じる事ができます。
季節の表情
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梅雨らしくありませんが!?

梅雨入りしているはずの清里ですが、、、ここ数日で降った雨は本当にわずかです。
雨不足は否めませんが、暦の通りに野の花は咲いてくれます。梅雨時を彩る花たちをご紹介。
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ヤマボウシ。村内のあちこちでご覧になれます。

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滝見の丘遊歩道沿いのコアジサイ。これからが最盛期です。

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レンゲツツジに代わってただいま主役のドウダンツツジ。

どれも雨粒を含んだ濃いグリーンを背景にすると、より映える花たちですね。
季節の表情
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"山梨ワイン"テイスティングフェア2013

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6/2(日)今年も恒例の「"山梨ワイン"テイスティングフェア2013」が、牧場通りオーベルジュ横の牧草地にて開催されました。五月晴れの気持ちいい天候に恵まれ、会場はたくさんのご来場者の皆さんにお越しいただき、たいへん盛り上がりました。

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もちろんメインの山梨県内のワイナリーの皆さんが提供するおすすめワインがお手頃に試飲やお求めになれるとあって、ブースにはこの日を楽しみにされていたたくさんの愛好家の皆さんが。
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そのワインをより美味しく飲んでいただくため、清里プチホテルグループのシェフたちが腕によりをかけた特別メニューを持ち寄りました。
ハット・ウォールデンからはふきのとう味噌のおにぎり、季節の山菜やツツジの花の天ぷら、山菜の胡麻和えに焼肉と、ボリュウム満点のランチセットで大好評をいただいておりました。
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こちらはワインにまだ早いキッズ向けに、ピエールが楽しませてくれていました。
季節の表情
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マンスリー上次さん 6月号

 いよいよ清里フィールドバレエの準備が仕上げの段階に入って来ました。今回、多くの皆さんに「何故今回はジゼル一本なのですか?」と私は聞かれます。私は今までのフィールドバレエがやってきた事は間違いなかったと思います。今までの積み重ねがったから、震災の時もポール・ラッシュ・ドリーム・プロジェクトとして東北3県をまわる事が出来ました。今年も3回目の東北ツアーを、9月9日から10日間行く事が決まりました。そしてそんな中から、私の中でどうしても新しい挑戦をしたいと思う気持ちが強くなりました。
今までのフィールドバレエは100点満点のものなのだと思います。成功していると思います。私は100点の仕事をするのはプロとして当たり前だと思います。その上の101点の仕事・101点の"バレエ"をしたい、と強く思うのです。たった1点・・・でもその1点の上積みをする為には倍のエネルギーが必要だと思います。102点にするという事は4倍、103点は8倍、104点は16倍、それだけの価値があると思います。
逆に、99点も80点も40点も0点も、それは全て同じです。"100"を超えて初めて感動を生み出す事になると思います。
一つの作品に絞り、今回は4組の主役のキャストが同じ作品で、それぞれのジゼルを演じます。英国ロイヤルバレエ団で活躍している蔵健太さんはじめ、こんなキャストが組める事自体、奇跡です。実は先日もこの主役の方々にお会いしたのですが、心に秘めたその熱い思いをひしひしと感じました。今年のバレエは、そんな緊張感のある公演になります。私はそんな事をしたかったのです。一つの作品が、踊り手によって、主役によって変わる・・・、今回は4つのジゼルがあると思って下さい。
その素晴らしい舞台を作る為に現場の私達は今まで以上に準備をしています。私達はこの挑戦が清里を変えていく第一歩だとも思っています。今年のフィールドバレエは「The」とつけました。「The」この"ザ"には、私はこういう思いを込めました。

『ここだけ、この時だけ、ここに来ていただいた方の記憶に残る事が出来る"ザ・フィールドバレエ"を作り上げたい。』

萌木の村もまた100点に向かって努力していきたいと思っています。私の思うゴールはまだまだ遥か先にありますが、今私は、何がゴールかが自分の中で見えてきたような思いがします。私がゴールに近づく事が出来るよう、これからもご指導・ご提案をあきらめず、し続けて下さい。
皆様を萌木の村でお待ちしています。
上次さんの気持ち
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お建前

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広場のガーデンで雨宮さんが製作中のパーゴラが、本日「お建前」だそうです。(※上棟式はやっていないよとの事でした)

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大きな材料と材料が組み合わさり、ようやくその全体像が見えてきた、ようなこないよな。
そう、出来上がりまではまだまだお楽しみが隠されていそう。
それにしても、基本的な骨組みだけですが、この存在感には圧倒されますね。
これからも目が離せませんね♪
村役場より
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