萌木の村 村民かわら版

八ヶ岳・清里高原「萌木の村」のスタッフが綴る季節ごとの村の表情や、個性あふれる各店舗のあれこれです。
<< November 2024 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>

いよいよGW後半です!!

暖かい日差しにお客様においでいただいている萌木の村です!!

村の中を歩いていましたらなにやら音楽が聞こえてきました。音楽のなっているほうへ向かっていくとだんだん音が大きくなり、着いた先に自動オルガン「ポール・ラッシュ」が演奏していました。

ディズニーソング・アンパンマンマーチなど楽しい演奏が流れていました。お子様たちは自然と体を揺らして楽しんでいる様子でした。

GW中は演奏するとのこと!晴れ渡った青空の下足を止めて演奏に浸ってみてはいかがでしょうか?ポールラッシュ2013GW.jpg
季節の表情
- | -

マンスリー上次さん 5月号

 私は今日4月28日、萌木の村の広場の落ち葉拾いと花壇の草取りをしました。その時おばあちゃんとお母さんとお孫さん達が話している事が私に聞こえてきました。私は今ポール・スミザーさん達と、萌木の村の森と花壇の整備をしています。ここだけの素敵な場所を作りたいとの願いで毎日作業をしてきました。一言で"どんな所"と言う事は出来ないのですが。
通りかかったその家族は、おばあちゃんがお孫さんにこう話しかけていました。『ここは平和なところだね』その言葉を耳にして、私は熱いものを感じました。
今私たちがしている事はとってもシンプルな事です。原風景を作るために森に手を入れ、一本一本の木々が、山野草が、力強く生きていける景観を作るという事です。
その事が"THE" ザ・萌木の村になると思っています。
そんな思いでしている事が、"平和"という感じ方をしてもらえている事に、とってもうれしく思いました。
 今私は一緒に働く仲間に毎日言い続けています。「作業ではなく"仕事"を。萌木の村に来た事が皆様の心に残る、感動・思い出に残る、そんな仕事をしよう」と。
ポール・スミザーさんが植えた原種のチューリップが咲き始めました。彼の考えている事が見える形で現実化してきています。
森の木も、広葉樹は昨年伐採した所から新しい芽が出始めました。これを大きく育てて健康な木にしていきます。木に枯れ枝があるという事は、木が不健康だという事です。清里の自然は、いや日本中の森は密植し過ぎていて、上に上にと伸びて、弱々しくやっと生きています。もしかしたら。私たち人間も何か同じに見えます。
自然も良い環境を作るのも一緒で、私たちもこの地で素直に生きられるような考え方と行動をしていきたいと思います。その事が"ザ" "ここだけ" "この時だけ" 、そしてその感動は静かで穏やかな『平和だね』という言葉、そこに通じるものなのかも知れません。
勿論、今は生みの苦しみはあります。人は変わる事にとっても臆病です。仲間全員が私の気持ちを分かってくれている訳ではありません。私はお客様にも働く仲間にも、一歩ずつ前へ進み、その事が少しずつ分かってもらえるように努力していきますので、見守って下さい。
上次さんの気持ち
- | -

広場に行ってみよう!

130427-1.jpg
今年も広場に威勢の良い声と食欲をくすぐる香りが戻ってきました。
今年はその名も『ひろばカフェ』と一新!メニューも新しくなって、このGWよりお目見えです。

130427-2.jpg
数あるオススメの中からご紹介するのは、『森のカレービーンズ ジャーマンドッグ』。
人気の腸詰屋ソーセージを挟んだパンに、ロックのオリジナルカレーで煮込んだ野菜をたっぷりトッピング!フライドポテトも添えられてボリューム満点です。ソーセージは二種類からチョイスできます。

130427-3.jpg
こちらは八ヶ岳ジャージー牛乳の風味あふれる『森のソフトクリーム』。濃厚なミルクのテイストとナッツや蕎麦の実などのトッピングの食感をお楽しみ下さい!

130427-4.jpg
今ならもれなく、モエギザクラを眺めながらお食事できますよ!
もちろん、お飲物(アイスorホット)だけでもOK、ぜひお立ち寄り下さい。
ゴールデンウィーク中、休まず営業しています。
季節の表情
- | -

「もえすけのクールバッグ」登場!

こちらは初登場!「もえすけのクールバッグ」です。
IMG_0181.jpg
タッチダウンビールの6本入りパックがすっぽり入るスグレモノです。
保冷剤も1コ付いて420円って、安くないですか?
ともあれ、冷たーいタッチダウンをお土産に。また、保冷用途以外にもいろいろと活躍してくれそうですね。もえすけ共々可愛がって下さい。

IMG_0181-2.jpg
エッセンガルテンつながりでは、今週末よりエッセンガルテン横の「森のソフトクリーム」がオープンしています。今シーズンも濃厚なミルクの風味は健在です。バラエティに富んだトッピングも嬉しいですね!野外のストリートオルガンを聞きながら、ぜひ召し上がってみて下さい!

http://www.moeginomura.co.jp/EG/
村役場より
- | -

もしかしてサンタ!?

130425-1.jpg
博物館の屋根にふと目をやると、見えるはずの無い人影が・・・。「もしやカレンダーを見間違えたサンタか?それにしても命知らずなやつ!」急いで近くに行って見ると、案の定サンタクロースではなく煙突掃除の業者さんでした。

130425-2.jpg

130425-3.jpg
博物館の屋根は高い上に角度が超「急」、プロの業者さんといえど命がけです。ありがたい限りです。
どおりで、ほとんどお目にかかれない光景な訳です。

130425-5.jpg
サンタからのプレゼントは諦めましたが、Xmasケーキにも劣らない美味しいお菓子を発見しました。
本日(4/25)オープンしたての『ウォルナットグローブ』、地元出身の若者たちが素敵な商品をもちよって切り盛りしていくのだそうです。
厳選素材と手作りにこだわったガレットやパウンドケーキ。そして山梨県内の作家さんが作ったヘアアクセサリーやベイビー小物、どれも作り手の手の温もりが感じられるようなアイテムばかりです。
ぜひお立ち寄りになって見て下さい!
130425-6.jpg

130425-4.jpg
モエギザクラは日ごとに枝先のピンクが濃くなってきています。
先日の強風にも耐えてくれましたね。もうちょっとだけ、頑張ってね。
季節の表情
- | -

モエギザクラ、開花!

130423-1.jpg
早い早いと言われていた今年の桜の開花、我がモエギザクラも例外に漏れなかったようです。

130423-2.jpg
雪が舞うような突然の寒の戻りもあって少し足踏みしたものの、南側に垂れている枝先の花が真っ先に開き出しました。
うまいこと連休に合えば多くの皆様に見ていただけるのに、とか色々考えは巡りますが、いざ開いた花を目にすれば「今年も会えて良かった」の一言に尽きます。元気な花を見せてくれてありがとう、です。

130423-3.jpg
日当りの関係もあり、全部の花が開くまではまだまだ日数がかかりそうです。連休前半にお越しの皆様葉ご覧になれると思います。

130423-4.jpg
駐車場からロックへのアプローチ付近、芝桜もきれいですよ。
季節の表情
- | -

モエギザクラ、着実に成長中。

130418-1.jpg
広場中央のモエギザクラです。先日と比べてもつぼみ一つの大きさはそんなに大差無いように思えますが、一本に枝になるつぼみの数は格段に増えていました!花一つ一つの成長は確かに嬉しいことですが、しだれ桜は枝に花がたくさんなることで、文字通り華やかになります。さあ、あとは満開のピークがいつ頃になるか、ですね。

130418-2.jpg
萌木窯からメリーゴーラウンドへ向かう途中の「開拓の鐘」、きれいに生まれ変わった石段はほぼ完成したようです。

130418-3.jpg
ですがその石段の両脇はまだまだ工事中、もうヒトヒネリありそうです。
出来上がりが待ち遠しいです。
季節の表情
- | -

いよいよ花の季節です。

130412-1.jpg
GWはじめ本格的な春の行楽シーズンを前に、村のあちらこちらでゲストの皆様をお迎えする準備風景が見られます。各店前でも色とりどりのお花たちが賑やかに植えられています。
130412-2.jpg

130412-3.jpg
例年だと5月の連休頃に咲きそろう広場中央の枝垂れ桜(通称:モエギザクラ)。
今日現在、既に枝先のつぼみたちがだいぶ大きくなっているように見えました。(※今年はちょっと早まるかも・・・)

130412-4.jpg
ジュンベリーのつぼみだって負けていません。(※ちなみにこの花が咲いている記事を、去年は5/10に載せていました)

130412-5.jpg
こちらはナチュラルガーデンのリニューアルとあわせて行われている「開拓の鐘」周辺の整備の状況。こちらも暫くすると、かっこよく生まれ変わることでしょう。お楽しみに!
季節の表情
- | -

新聞記事の紹介です!

オルゴール館「ホール・オブ・ホールズ」の匠の部屋では、残念ながら平成24年度で閉園となった群馬県の幼稚園様のオリジナルオルゴールを製作いたしました。園児の皆さんや教職員の皆様に大切な園歌をオルゴールに入れさせていただきました。園の記憶をいつまでも心に呼び起こすお手伝いをさせていただいたこと感謝しています。新聞に取り上げられました。

匠の部屋 名取淳一

紹介新聞記事:読売新聞群馬版
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gunma/feature/maebashi1364395999791_02/news/20130329-OYT8T00167.htm

子供の国様オルゴール.jpg
季節の表情
- | -

マンスリー上次さん 4月号

 バレエ、コンサート、食べ物・飲み物、旅行、読書、等々は、物としては残りません。
特に最近思う事は、特に良い物、一流という物はやはりそれなりの価格が必要となる、という事。
ホテルにバーをオープンさせてつくづく思います。一本のウィスキーが千円位から数十万円、中には百万円を越える値段の物もあります。シングル(30cc)という一杯が、原価ですら五万六万にもなります。
そんな高いウィスキーでも飲んで下さる方がいます。お酒を飲めない私は何故そこまでの代金を払って飲むのか聞くと、「一杯のウィスキーが一生の感動として心に残る」と答が返ってきました。
人生はたった一度、私は人生の財産は「感動の量」だと思っているので、共通する事かも知れません。

 人はそれぞれ感動する物は違うが、そんな感受性の強い人たちが今、萌木の村には集まっています。
ガーデナーのポール・スミザーさん、木組みの天才・雨宮国広さん、ピアニストの平澤真希さん、成尾亜矢子さん、石積み名人の輿水章一さん、オルガンビルダーの脇田直紀さん、バーテンダーの久保田勇さん、フィールドバレエの舞台を企画する小林雅之さん。
そんな、自分自身で感動出来る物を持っている人たちがここに来て、コラボレーションする事が多くなっています。そしてお互い影響し合い始めています。また、そこから生まれる物が、他では全く無いオリジナルの「萌木の村だけの物」なのです。
 一つの例をとると、第24回の『清里フィールドバレエ』。今回のフィールドバレエは今まで23回やってきた野外バレエとは全く違う物になります。"ザ"フィールドバレエ。世界のどこにも無い野外バレエが生まれます。
初めての事というのは、コロンブスの卵のような物で、言葉で説明してもうまくお伝えする事が出来ないかも知れませんが、聞いてください。
私は"ザ"、"ここだけ"を追求する事を昨年から変え続け、スタッフ・バレエ団の皆さんに提案しました。
清里フィールドバレエは23年間、確実に成長して来ました。しかし私は、それでも何かが足りないと思っていました。それは、「野外」と「芸術」という組み合わせを、最大限生かしきれていないのではないかという、自分の中の疑問です。ポール先生がいつも私たちに言っていた"最善を尽くせ、しかも一流であれ" その言葉の意味は何だ?形に残らないフィールドバレエを私自身が、舞台に関わるスタッフが、ダンサーが、そして観ていただける皆さんが、何を宝物として残せるか。
今私たちは、それぞれの役割の中で一つの目標に向かって、第一歩をスタートさせました。
その目指す物は必然【ここだけ】。今私にはその事が見えているのですが、言葉だけではお伝えする事が出来ません。
 どうか、今年の夏を楽しみにしていて下さい。
今私たちは見える物と見えない物を一つずつ、一歩一歩、磨き上げています。
上次さんの気持ち
- | -