萌木の村 村民かわら版

八ヶ岳・清里高原「萌木の村」のスタッフが綴る季節ごとの村の表情や、個性あふれる各店舗のあれこれです。
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世界に一台しかないピアノでピアニストの演奏がお聴きいただけるようになりました!!

萌木の村オルゴール館「ホール・オブ・ホールズ」で、世界で1台しかないチッカリング9フィートアンピコグランドピアノの調整・調律が終了しました。4月から始まったピアニスト企画で数曲しかこのピアノで演奏をしておりませんでしたが、今日からはピアニストがメインで演奏できるようになりました。高音のきらびやかさ、低音の重厚さをぜひお聞きください。http://www.moeginomura.co.jp/HALLS/time.html
お客様からは絶賛をいただいております!!アンピコ調律.JPG
季節の表情
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歴史的資料が展示されています!

萌木の村博物館「ホール・オブ・ホールズ」では、モーツアルト研究家からモーツアルト直筆の手紙のオリジナルレプリカの寄贈をしていただきました。早速日本語訳とともにモーツアルトバレルオルガンの横に展示させていただきました!晩年の生活困窮をうかがわせる内容。その中で美しい自動オルガン曲や歌劇「魔笛」などを作曲しています。あらためて時を越えたメッセージを感じます!!
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秋の実りは?

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村のそこかしこで秋明菊やマツムシソウ、コスモスなどの花が咲き乱れ、少し強めの日差しの中にも心地よい秋の風情を感じさせてくれます。

しかし残念なことに、この夏の酷暑の影響でしょうか、8月の終わりから9月初めにかけてその実を赤く染めて鳥や虫たちの恰好のおやつになるヤマボウシが、依然として固く緑色のまま。中には熟す前に暑さに耐えかねたのか朽ちてしまったものも多くありました。これから訪れる恵みの季節を憂えてしまうのは私だけでしょうか。
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もちろん楽しみな出来事もあるのです。
ロックの玄関先にこの夏前植えられた北杜市産のホップの苗が順調に根付き、このほどちっちゃな実が数粒なっているのが確認できました。村で生まれたホップで村のビールができる!夢ふくらみますね。
こちらはキッチンガーデンの花豆。おっきな実を蓄えて、まるまると太っています。今から収穫の頃が待ち遠しいです。
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「秋の実り」の商品を求めてエッセンガルテンを覗いてみますと、あいにく今年収穫された作物を加工した商品が入荷する時期にはまだ早いようでした。今月下旬になりますと、色々と入荷するようなので、お楽しみに。120905-6.jpg
写真はこの夏過ぎに新たに入荷したアイテム「和紙雑貨」です。国内有数の和紙の産地・山梨県市川三郷町の伝統和紙『肌吉紙』を素材に作られた趣きのある飾りや文具などの小物たち。一度手に取って見て下さい。

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新しい商品との出会いもあれば、お別れすることだってあります。
長らく萌木の村でご愛顧いただいてきました菓子店「ウォルナットグローブ」が、今月24日をもって閉店させていただくこととなりました。最後の日までは、相変わらず甘い香りを振りまいて、美味しいクッキーやジャムを販売しております。通信販売萌木市でもただ今のところ購入いただけます。ぜひ、この機会にあのお味を記憶に留めておいて下さい。
季節の表情
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マンスリー上次さん 9月号

 私達は8月24日・25日・26日と、今年3回目のポールラッシュ・ドリームプロジェクトで石巻、気仙沼、陸前高田に行って来ました。そんな旅の中で、ある人がこんな事を言いました。「都会は人が造り、田舎は神様が造ってくれた。神様が造ってくれた田舎に経済性を求めて人々が手を入れ始めた事が、今回のような大きな被害につながったのかも知れない。」本当に田舎は神様が造られたもの。良く見ると良く出来ている。森が、川が、春夏秋冬が、私達に次から次に恵みを与えてくれる。何かの出来事は必ず偶然ではなく必然だと思います。人間が思い上がり自分勝手になった時、神様を警告を発してくれます。その時素直に反省すればあよいのに神をも恐れない人間が時として自分の都合で自然すら抑えられると思ってしまう。確かに一時的には抑える事も出来てしまう。だからまたまた自信を持ってエスカレートして行く。原発の問題だってそう。

 今私は萌木の村の中の【自然】を変えています。いや、変えているのではなく元に戻しているのかも知れません。そしてほんの少し私の都合をお願いしていると言ったら、正しいのかも知れないですね。
私は一番清里らしい「ここだけ」という萌木の村を作りたいと思っています。これから秋・冬、私はその作業を現場に入り、私の友人の章一さんとやって行きます。
今まで迷っていた事が確信に変わりました。
東北地方の再建についても、現在多くの意見で計画が進められています。横浜国立大学名誉教授の宮脇昭先生の提案『神様が造った田舎』に一番合っていると私は思います(ここで説明するには長くなるので皆様で調べて下さい)。神様に一番近い考えを持っていると思いました。そしてその考えとは対照的に思い上がった利権と経済性だけを追求する再建案が持ち上がって来ています。そして「欲」という物差しで物事を考える人は、それも又良しと思っているようです。実は私自身も自分の中に二つの自分が居ます。いや、居ました。しかし今、確信を持てるようになってからはもう一人の私はいなくなった気がします。

 これから神様と一緒に萌木の村づくりをする事が出来る季節。心がワクワクします。でも一日一日の作業はコツコツと。
皆さん、フィールドバレエを今年も支えて下さり、本当にありがとうございました。第24回の準備も始まりましたが、今回の公演の反省をしっかりして、新しいフィールドバレをまた提案したいと思っています。
上次さんの気持ち
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ここど〜こだっ?!

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初めて見るアングルの画像、という人も多いかもしれません。まぎれもなく萌木の村内に現れた緑豊かな小道。背の高い木が日差しを遮り、道の脇を流れる小川の水が涼を運んでくれています。

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どこを切り取っても、素敵な一枚の絵になります。
さてどこにあるんでしょうか?ヒントは後方の白い建物かな。

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広場には先週閉幕したフィールドバレエの舞台の資材が少し残っていました。ついこの間まで、ここのあのステージがあった訳ですが、なんだか遠い過去のように思えます。もちろん目をつむると、今でも星空の下での感動は鮮明に蘇ってきます。

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いつもバレエの話題に隠れてしまっていましたが、今年もメリーゴーラウンド前のテラスには似顔絵描き&パフォーマンスの澤村さんが来てくれています。もうすっかり夏の景色の一つに同化されていますね。村の中でも特にここは子供たちがよく集まる場所。今年も子供たちの笑顔が、森にあふれていました。

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メイフェアの大石店長が見せてくれて帽子の中には、大きなオニヤンマが入っていました。涼しい店内に迷い込んできたのでしょうか。特別お店が涼しい訳ではなく、事実秋に向かって朝晩の気温が下がってきています。とんぼたちにとっても過ごしやすい季節になってきているみたいですね。

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季節の表情
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清里フィールドバレエ 23rd.を終えて

清里フィールドバレエ実行委員長・舩木上次より皆様へメッセージをお送りします。
上次さんの気持ち
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「清里フィールドバレエ 23rd.」無事終演

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「清里フィールドバレエ」最終日を飾る演目は名作中の名作・白鳥の湖。この大舞台に挑むのは子役の頃よりフィールドのステージで照明を浴びてきた吉本兄妹。フィールドを知り尽くした安定感は若くしてベテランの域。フィールドの将来さえ安堵を覚えます。

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しかしその二人の師匠・川口ゆり子先生の演技はもっともっと深いテーマを投げかけてくれているようでした。圧巻です。そして今年もこの舞台を目に出来た事を幸せに思います。

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16日間の公演の終了を告げる花火。公演に携わって下さる全ての方々への感謝の気持ちがはじけたような瞬間でした。

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客席の皆様へ感謝、ステージへ感謝、そして萌木の村をとりまく清里の自然に感謝・・・。

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笑顔のダンサーに見送られて、清里の一夜はあったかい思い出となって胸に留まります。


16日間、本当にありがとうございました。
また来年もこのフィールドでお会いしたいですね。
季節の表情
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後半も見所満載!

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清里フィールドバレエは昨日休演日を挟んで、今日から後半戦がスタートしました。
今日の演目「白鳥の湖」では、新たに若きダンサーがはばたきました。山田美友さん、オデットとオディールの二役主演を初めて披露してくれます。

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開演間際より落ちてきた意地悪な雨粒に、終止ハラハラさせられましたが、舞台上の山田さんはそんな不安を微塵も感じさせない堂々としたステージで、会場の全ての人々の目を釘付けにしました。清里のフィールドから、また新しいヒロインの誕生です。

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あっという間に2時間のステージが過ぎていった感じがしました。
夢中で見ている時は気にならなかったのですが、雲行きによっては気温はだいぶ下がって来ます。
ご来場の際には一枚上着を多めにお持ちいただくことをおすすめ致します。
季節の表情
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圧巻の演技!

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清里フィールドバレエ四日目、開幕して最初の週末ということもあり多くのご来場をいただき、開演前から会場は熱気に包まれていました。

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今日の演目は「かぐや姫 -LUNA-」。初日から若きダンサーたちのフレッシュな踊りが話題となっていましたが、今日の主役・かぐやは、第一回フィールドバレエからここ清里の舞台を踏み続けてこられた川口ゆり子さん。年数を重ねて尚みずみずしさと圧倒的な存在感で物語を先導します。

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素敵なダンサーが舞った森の舞台の「竹取物語」、カーテンコールの頃にはぽっかりとお月様が夜空に浮かんでいました。
季節の表情
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いよいよ開幕!清里フィールドバレエ

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午後7時、開場のアナウンスとともに広場のゲートがオープン。待ちに待った清里フィールドバレエ(23rd.)、14日間にわたる公演のスタートの瞬間です。

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熱いのは舞台だけではありません。会場後方のブースでも関連商品・限定グッズのセールで明るいうちから賑わいを見せていました。こちらはダンサーがデザインしたオリジナルTシャツ。

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メイフェアさんのバレエグッズは今年も充実!ぬいぐるみにキーチェーン、アクセサリーなどなど。

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こちらはてんつくりんさんのブースで人気の万華鏡。地元作家さん作の数量限定フィールドバレエヴァージョン。

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初日スペシャルプログラムでは、コンクール上位入賞の若きダンサーたちがいきいきした舞台を見せてくれました。数年後、このフィールドや名だたる舞台で主役となる原石たち。既に眩しいくらいの輝きを発していました。
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季節の表情
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