村のそこかしこで秋明菊やマツムシソウ、コスモスなどの花が咲き乱れ、少し強めの日差しの中にも心地よい秋の風情を感じさせてくれます。
しかし残念なことに、この夏の酷暑の影響でしょうか、8月の終わりから9月初めにかけてその実を赤く染めて鳥や虫たちの恰好のおやつになるヤマボウシが、依然として固く緑色のまま。中には熟す前に暑さに耐えかねたのか朽ちてしまったものも多くありました。これから訪れる恵みの季節を憂えてしまうのは私だけでしょうか。
もちろん楽しみな出来事もあるのです。
ロックの玄関先にこの夏前植えられた北杜市産のホップの苗が順調に根付き、このほどちっちゃな実が数粒なっているのが確認できました。村で生まれたホップで村のビールができる!夢ふくらみますね。
こちらはキッチンガーデンの花豆。おっきな実を蓄えて、まるまると太っています。今から収穫の頃が待ち遠しいです。
「秋の実り」の商品を求めてエッセンガルテンを覗いてみますと、あいにく今年収穫された作物を加工した商品が入荷する時期にはまだ早いようでした。今月下旬になりますと、色々と入荷するようなので、お楽しみに。
写真はこの夏過ぎに新たに入荷したアイテム「和紙雑貨」です。国内有数の和紙の産地・山梨県市川三郷町の伝統和紙『肌吉紙』を素材に作られた趣きのある飾りや文具などの小物たち。一度手に取って見て下さい。
新しい商品との出会いもあれば、お別れすることだってあります。
長らく萌木の村でご愛顧いただいてきました菓子店「ウォルナットグローブ」が、今月24日をもって閉店させていただくこととなりました。最後の日までは、相変わらず甘い香りを振りまいて、美味しいクッキーやジャムを販売しております。通信販売
萌木市でもただ今のところ購入いただけます。ぜひ、この機会にあのお味を記憶に留めておいて下さい。