萌木の村 村民かわら版

八ヶ岳・清里高原「萌木の村」のスタッフが綴る季節ごとの村の表情や、個性あふれる各店舗のあれこれです。
<< November 2024 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>

「GW」が近づいてます!

4月も半ばを過ぎ、ようやく春らしい気候に落ち着きつつあります。今週末から始まるゴールデンウィークも予報では晴れマークがズラリ!うららかな行楽日和になりそうですね。
120424-1.jpg
村内も春の花たちがほころんでいます。
東側の森の斜面にはクリスマスローズが開花していました。
120424-2.jpg

120424-3.jpg
ガーデンキッチンも連休営業の準備にピッチが上がっています。
その脇の貯蔵庫(横穴)もとりあえずきれいになっています。※まだ実用段階ではないそうです。
120424-4.jpg

120424-5.jpg
こちらはハット・ウォールデンの二階。バーカウンターの工事はいよいよ最終段階といったところ。
今週末(4/28)には一般オープンを控えています。どんなスペースになるのか、そしてどんなサービスがなされるのか、待ち遠しいですね!
季節の表情
- | -

ピアニスト登場(平澤真希さん)

120407-1.jpg
4月からホール・オブ・ホールズで新たにスタートしたピアニストによる演奏プログラム。4/6(金)からはもう一人のピアニスト・平澤真希さんがお目見えしています。

120407-2.jpg
とっても穏やかで、かつ親しみの感じられる語り口で、観客とアーティストとの距離が近く思える印象でした。
個人的には、オルゴールの演奏中に合いの手のように解説が入るのは新鮮でしたね。
この日はお客様の中に居たオルガネッタ制作者の脇田さんも紹介されました。
120407-3.jpg

成尾さん、平澤さん、それぞれに個性があり、同じ季節・同じテーマで進行されても、全く別の作品を鑑賞したような心地にさせてくれます。ぜひ、お二人に会いに、新しくなったホール・オブ・ホールズへお越し下さい。




ホール・オブ・ホールズ
【ピアニストのプロフィール、出演スケジュールなど】
http://www.moeginomura.co.jp/HALLS/time.html
季節の表情
- | -

新しい「演奏」の始まり。

4月に入り、ホール・オブ・ホールズでは装い新たに、世界でも類を見ないエンターテイメントがスタートしました。
それは「オルゴールとピアノの共演」です。博物館所蔵のアンティークオルゴールと現在世界で活躍されている女性ピアニストによるコラボレーションが実現したのです。
120401-1.jpg
4/1(日)プレスリリースを兼ねて、一般のお客様に初めてその演奏が公開されました。演奏者は成尾亜矢子さんです。季節のテーマにそって、オルゴールの演奏とピアノの演奏、その合間に曲にまつわるエピソードや作曲家の秘めたる思いなどを分かりやすく説明してくれます。同じ作曲家の作品をピアノと自動演奏楽器で聴き比べできるのは、間違いなくホール・オブ・ホールズだけです!
今まで以上に、ホールに響き渡る音色が印象深いものとなって、ゲストの皆様の胸に刻まれていくことでしょう。
120401-2.jpg

120401-3.jpg
4/6(金)にはもう一人のピアニスト・平澤真希さんがお目見えします。どのようなコラボをみせてくれるのか、楽しみですね!



※撮影:八ヶ岳ジャーナル様 http://www.webtoday.jp/


ホール・オブ・ホールズ
【ピアニストのプロフィール、出演スケジュールなど】
http://www.moeginomura.co.jp/HALLS/time.html
季節の表情
- | -

マンスリー上次さん 4月号

**********************************************************
「第1回全国バレエコンクールin八王子」に寄せたお祝いのことばです。

コンクールに出場する皆さん、今日は今まで努力してきた自分を思いっきりアピールして自分自身楽しんで下さい。私はスペシャルオリンピックス日本・山梨の会長をしています。知的発達障害を持つ人達がスポーツを通して前向きに生き、仲間を作り、自分自身が誇りを持つ事がこのスポーツ大会です。国内大会の他に世界大会もあります。先日も冬の大会が福島県で行われました。私達山梨県からもアスリートが参加し、皆自分の実力を出し充実した大会になりました。私共の1人のアスリートがスピードスケー卜100mにエントリーしました。スケートを始めて間もない彼は皆がゴールした時にまだ3分の1位の所を1人で滑っていました。50mを越えた頃から会場からガンパレ!ガンバレ!の大きな拍手、大きく皆から遅れてゴール、でも彼は滑りきったのです。自分自身との戦いに勝ったのです。コンクールですから1位2位に入賞する人、賞に届かなかった人、色々な結果が出るでしょう。喜びと悲しみ、でも長い皆さんの人生にとっては、全ての結果が大きな財産です。たとえビリでも大きく胸を張って参加出来た事に感謝し、多くの仲間に支えられている事を知り、この大会を自分のバレエ人生の節目にして新しい希望に向かって欲しいと思います。100m氷の上で滑りきった彼がゴールでガッツポーズをとり、喜びを全身で表した姿に私は感動しました。ここに参加した全てのバレエダンサーが舞い終わって袖に引き上げた時、彼と同じ気持ちになれるよう祈り私の言葉とします。


**********************************************************


 いよいよ清里も冬の眠りから覚め、芽吹きの季節になりました。そして私達も何か、スタートの体制に入ったような緊張の一瞬です。
4月にホール・オブ・ホールズでは2人のピアニストが世界で初めての、"オルゴールとピアノの共演"という新しい試みが行われます。コロンブスの卵ではないですが、ピアニストとオルゴールの共演などというのは、私の知る限り世界で初のプログラムです。
先日ある外国の方が日本人の仲間と一緒に来て下さりました。その中のイタリア人の方が自動演奏楽器を聴いて感動し、次から次へ、同じ楽器の曲をリクエストするのです。お連れの日本の方は、最初の1曲目は驚きと興味を持って下さるのですが、3曲目ぐらいになるとそれは苦痛のようです。それは何故かと言うと、私はこういう事だと思うのです。イタリアの方は曲を聴きながら、オペラやバレエ、ミュージカルの舞台が彼の頭の中を駆け巡るのです。だから、次から次へと・・・。しかし日本の方は美しい曲だったとしても、外国の歌を聴いているようなもので歌詞が分からないのと同じです。
これからのオルゴール館は、その"分からない事"の無いようにピアニストの2人が曲の説明をして下さるのです。来て下さった方が、オルゴールを聴いて「ああ、そういう事だったのか」、モーツァルトやショパンがものすごく身近な存在になる事は間違いないです。そして2人のピアニストは魅力的な方々です。ぜひ会いに来て下さい。
ホテルは4月に清里ならではのバーに改造します。どこにも無い、八ヶ岳のバーにします。久保田君という若いバーテンダーの夢と、私達スタッフ全員の夢として、清里の夜を楽しんでいただきます。
また広場の丘の所に穴を掘りました。10m奥に進み、途中で両サイドに3mの横穴を。何に使うかというと、そこで生ハムを寝かします。ワインセラーにもします。

私達は今『ザ・萌木の村』を追求しています。
楽しみに来て下さい!
上次さんの気持ち
- | -

白樺から春のメッセージ。

120328-1.jpg
暖かい日とびっくりする位凍える日が交互にやってくるこの頃ですが、春を告げる花たちは日ごとに賑やかさを増してきています。

ハット・ウォールデン周りの白樺の幹に管が取り付けられました。今年もいよいよ、『妖精水』の採取が始まったようです。
120328-2.jpg
まだ"出たて"のようですが、今後は暖かくなるにつれ、汲み上げ量も増えていくことでしょう。妖精水を浸かったお料理、パン?デザート?今年は何がお目見えするか、楽しみですね。
120328-3.jpg

120328-4.jpg
ガーデンキッチン横に掘られている多目的横穴(仮名)ですが、内部の掘削作業はほぼ終えたとの事です。ただいま玄関付近および歩道の整備が行われています。※アシスタントが付いたんですね。
季節の表情
- | -

一番花咲いた。

村で一番初めに花を咲かせて春を告げる「マンサク」が、今年も自然木工房ONOの前から咲き出しました。(南側にももう一カ所あります。時間差がありますので、またご紹介しますね)
120316-1.jpg

ではこの春の催しをお一つ。萌木窯オーナー・三井康生氏と染色家・古屋真知子さんの「染・陶のコラボ二人展」が4/12(木)〜4/15(日)笛吹市で開催されます。詳細は萌木窯ホームページにてご確認下さい。
120316-0.jpg

たまたまFacebookから得た情報なのですが、"てんつくりんさんの看板が新しくなった"ということなので、写真を撮ってきました。
120316-2.jpg大工さん(オーナー曰くなんちゃってだそうです)でもあるオーナーのご主人の手作りとの事。たいへん味があります。

せっかくなので、お店の中でこの春新たに加わったアイテムも紹介していただきました。
120316-3.jpg
お隣大泉町「工房むく」さんのシルバーアクセサリー。てんつくりんでは八ヶ岳在住の作家さん物を数多く取り扱ってらっしゃいます。作品とともに作家さんのお話を聞くのも楽しいですよ。

変わって広場の「横穴」情報。
この日はちょうど輿水のおじさんが作業中だったので、無理言って中を見せていただく事に成功しました。
120316-4.jpg

「初公開」です。
120316-5.jpg
現在まっすぐにおよそ10m、左右それぞれ一本ずつ、およそ3m掘り進んでいるようです。一つはワインセラー用に。もう一つは「氷室にでもしようか、、」との事。完全に閉め切っていないため、ところどころに霜も降りていますが、中は思いのほか暖かく感じました。
春を前に、そろそろゴールも見えてきたようです。
季節の表情
- | -

春を前に・・・

120307-1.jpg
広場では朝早くから間伐材を裁断したり電動ドライバーを回す音が鳴り響いていました。トナカイ作りは落ち葉の頃を相場は決まっていますが、どうやら今日はダンディーによるトナカイ作り教室のようです。

120307-2.jpg
講習を受けられているのは「八ヶ岳観光圏」関係者の皆さん。春の行楽シーズンを前にして、広大な観光圏エリアに萌木の村スタイルのトナカイたちが飛び出して行ってくれそうです。


変わって昨日店内の衣替えをしたブルーベルヒル。
120307-3.jpg
一階に身につけるアイテムがズラリ。

120307-4.jpg
二階におしゃれな生活雑貨。つまり入れ替わりました。
来週あたりから随時、春のニューアイテムが入荷してくるそうです。お楽しみに!
季節の表情
- | -

暖かくなってはきましたが・・・

120303-1.jpg
たいへん急な話になりますが、明日(3/4)は萌木の村ブルーベルヒルの「年に一度の大セール!」最終日となります。これまで多くのご利用をいただき、もしかしたら、もう割引対象の商品が残っていない!?かも知れませんが、それでも最後の最後にドーンと目玉商品を用意してくれていることを期待して、ぜひお立ち寄りになって下さい!※雪合戦大会にもたくさん来ていただきたいのですが、こちらでお買い物をされる方は、ぜひぜひお早めに!

120303-2.jpg
陽光に誘われ、春の表情(たとえば草花の芽吹きだったり薄着の人だったり)を探しに村内を歩いてみたのですが、何のことは無い、まだまだ雪の固まりが解けずに残っていました。つまり、まだ立派な"冬"の中なのですね。

120303-3.jpg
今が春なのか冬なのか細かいことは抜きにして、今ちまたでブームになっている「塩麹」をエッセンガルテンにて入手しました。量の加減を間違えるとただただ塩っぱくなるだけですが、上手に漬けたりちょい足しするだけで、いろいろと幅の広がりそうなひと瓶です。鍋でも活躍しそうですよ。

120303-4.jpg
横穴情報ですが、かなり深く掘られていることは確かですが、中真っ暗で全貌が掴めません。
次はぜひ掘っている人を直撃してみましょうか。
季節の表情
- | -

マンスリー上次さん 3月号

joji.jpg 私は今、高校の時の同級生の有人と共に小山の所に穴を掘っております。もう10mぐらい進みました。この穴は"夢の穴"です。ワインをストックしたり、自然の氷を保存したり、ともかく、土に囲まれた魔法の地下室です。その穴の入り口をどうするか?石積みにするか?私の昔からの友人で石の専門家、岐阜・中津川の博物館の岩本哲直さんに私たちは相談に行きました。彼は12000トンもの石を使いピラミッドを作ってしまった男です。昔から夢を追い続けており、私の100倍も夢を食べて生きている人です。私と同い年ですが、今までやってきた事を聞こうとしたら、一週間は聞き続けなければなりません。その彼が今、地球を変えるような大きなシステムを作り上げました。それは「ミネラル炭製造機」です。炭を土地改良や水質改良には今までにもいろいろな方が作り、至る所で使われています。でもそれらの物とは全く違う物を作り出したのです。それは石を知り尽くした人だから出来た物です。ともかく彼は勉強家です。分からない事があると専門書を読み、理解するまで調べる。鉱物の事については私が思うに大学の鉱物学の先生より実践的に詳しいのではないかと思います。ミネラルは鉱物の中に含まれているのだそうです。鉱物を知り尽くしているから、今回のシステムを作る事が出来たのだと思います。炭を作る時に発電し、お湯を作る事が出来、出来上がった炭にミネラルを閉じ込め、現代の食物に、そして人間に不足がちなミネラルを全ての源である土地・水に供給する事が出来る。その実験結果は全てに良い結果が出ています。
私は最近思うのです。このような夢を追う人はいっぱいいるのに、それが本当に良い事なのに、みんなに知られないという事が何と多いことだろうか。私は彼の生き方を見ていて、ずっと人生夢を追いかけ、最初は「本当かよ」と思いましたが、二度見に行き、話を聞き、二度目の時は専門家にも一緒に行ってもらい、彼も眉唾ではと思っていたようですが、聞いて驚いておりました。それは岩本さんの知識の深さです。そこから生まれてきた物だから、いつかこのシステムがこの日本を救うのだろうと思うのです。
そして私も夢を創る事を自分の役割として、今日を生きなければと、また強く思うようになりました。私にこれだけのインパクトを与える岩本さん、いつか私もこんな思いをさせられる側になりたいものです。
そんなチャンスは今年もいっぱいあると信じて・・・。
上次さんの気持ち
- | -

冬場の散策のお供(?)

120219-1.jpg
季節はまだまだ冬まっただ中。降雪量こそ例年とかわりないものの、特に今年の冬は寒さが厳しいせいか、晴れの日が多いわりには雪がなかなか消えずに残っています。村内を歩かれる皆様も、どこか背中が丸まって見えます。

そんな寒い冬でもお越しいただく皆様に、このほどホール・オブ・ホールズでは新たにホットなサービスを開始しています。
120219-2.jpg
上の写真に見られる黒い石ころ、実はい〜感じの温度に温められているのです。ご来館の皆様にお一つずつ、この温かい石(その名も温石【おんじゃく】)をお渡ししています。この季節の村内散策も、温石を懐に忍ばせていれば、ゆっくりとご覧になれますね。
※使用する石は、基本的にスタッフが近くの河原にて自らチョイスしてきたものが中心です。お持ち帰りいただいても結構です。

120219-3.jpg
これまでにも何度か紹介してきたガーデンキッチン横の「穴」。横穴はだいぶ深くまで掘り進められているとの事。果たして、何の穴なのか・・・。
季節の表情
- | -