萌木の村 村民かわら版

八ヶ岳・清里高原「萌木の村」のスタッフが綴る季節ごとの村の表情や、個性あふれる各店舗のあれこれです。
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涼を求めて...

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この3連休もお天気(特に傘)の心配はいらなさそうです。降る気配すら感じさせません。
ということで、お荷物でも"日傘"のご用意は必要かと思われます。

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適度な日差しは野菜たちに甘みをもたらしてくれますが、強すぎては人間同様へばってしまいます。
例年以上にこまめな水のお世話をしなくでは。

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お湿りにありつけて、野菜たちも嬉しそう。

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さしずめ人間の喜ばしい"お湿り"と言ったらタッチダウンビールなのでしょうが、あえて今日はガーデンキッチンに登場した「かき氷」を紹介しましょう。イチゴにメロンにブルーハワイ、これで猛暑にも打ち勝てます。

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もっともっとパワーアップしたお湿りを切望される方には、エッセンガルテンでソフトクリームをお召し上がり下さい。全然普通そうですが、実は今年の夏は「ソフトクリームのスタンプラリー」が清里のソフト自慢13店舗にて開催中なのです。3店舗のソフトクリームを制覇すると、4店舗目は一つ無料!どうです?チャレンジしてみたくなったでしょ....



清里観光振興会「高原のソフトクリーム特集」
http://www.kiyosato.gr.jp/pleasure/event/2011/hanamatsuri/softcream/index.html
季節の表情
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ヤマアジサイが見頃!

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滝見の丘遊歩道沿いでは、ただいまヤマアジサイが満開です。花の盛りを終えたコアジサイたちの群落に囲まれて、それでもヤマアジサイの白い花は存在感があります。

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うっそうとした木漏れ日の下の道を歩いて来て、ヤマアジサイの咲いている際だけパーっと明るくなるのがわかります。


この遊歩道は日なたのアスファルトの箇所とは比較にならないぐらい涼しいのです。まるで別世界。

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見過ごしてしまいそうだった、足下のくるみ。リスの食べ残しかな?
季節の表情
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薔薇に囲まれて、ウエディング。

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ローズガーデン「フェアリーテイルズ」では、薔薇たちが特にきれいに咲きそろう時期にご婚礼のセレモニーがよく催されます。この日も一組のカップルが満開の薔薇たちに祝福されて、新しいスタートのお喜びに満ちあふれていました。

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決して規模は大きくありませんが、忘れる事のできないひとときになること間違いありません。
まさに薔薇色の人生がお二人を待っていますね!末永くお幸せに、そしてまた薔薇の季節に清里を思い出してください。


http://www.fairytales-kiyosato.jp/
季節の表情
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マンスリー上次さん 7月号

joji.jpg 東北から帰って来て、地元の新聞にこんな事を書きました。
山梨日日新聞 “時標” 6月26日
※新聞の画像をクリックすると別窓で拡大表示します。



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これから私はこの経験を宝物にして、ここで学んだ事を伝えていきたいと思います。


http://www.moeginomura.co.jp/FB/2011/PRDP/index.html
上次さんの気持ち
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コアジサイが満開!

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ハット・ウォールデン奥、滝見の丘遊歩道沿いに咲くコアジサイが、ただいま満開です。

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白や紫のちっちゃな花たちの集まりが、森を吹き抜ける微風に揺れています。

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色とりどり、艶やかな花とは縁遠い森の中ですが、頭上を覆う緑の葉っぱの色や形の無限の組み合わせは、癒しとともにイマジネーションをかきたててくれます。
季節の表情
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梅雨に香る花もあります。

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団体ツアーでお越しのご夫人方が、歓声をあげてお集りになっていたのはフェアーエブンの店先。
「いい香りよー、この白い花」
この季節ではおなじみの白いはまなす、正式名称は『ブラン・ブルドゥ・クーベル』というのだそうです。ブルーベルヒル前にも咲いています。特に梅雨時は周りのグリーンが濃くて、この花の白さはぐんと映えます。

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次にご夫人方が目を奪われたのは、お隣シュガープラム脇でただいま満開の白い花。
風に舞い落ちた花びらを皆さん手に取って、「初めて見るわー」「とてもきれい!」
忘れちゃいけない、この季節の定番『ハクウンボク』です。
シュガープラムをはじめ、ただいまはキャロル、エレンそしてハット・ウォールデン前でもご覧になれます。

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同じ通りで香りにつられてついつい入ってしまったウォルナットグローブでは、新作のジャム『ルバーブ』を見つけました。地元北杜市産はおなじみグリーンのもの。もひとつ長野県富士見町産のものは赤いルバーブだそうです。ただこちらは希少で店内在庫のみとの事。
※グリーンのジャムはこちらでもお求めになれます!

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清里観光振興会の企画「高原のソフトクリーム特集」で紹介されましたエッセンガルテン前のソフトクリームスタンドですが、現在店舗の改修工事に入っており、ちょっとの間営業休止しております。どうしてもソフトクリームを!という方は、お隣ローズガーデン「フェアリーテイルズ」にてご利用になれます。
季節の表情
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父の日ギフト!

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ロック地下のブルワリーでは、このところ連日醸造スタッフもそれ以外の部署の面々も何やら大わらわの様子。
もう恒例となりました「父の日」を目前に控えた、タッチダウン・ギフトセットの大量発送の光景です。
博物館やホテル、事務所のスタッフも総動員で、地ビールギフトの製造・梱包に追われていました。
あと数日がピーク、がんばって!

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タッチダウンビールはこのように年中行事やイベントにあわせて大口のご注文にも対応しております。ご婚礼の引き出物などにいかがですか?
ビールや食品以外の雑貨関係の通信販売はこちらにてお取り扱いしております。ぜひご覧下さい。

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梅雨時とあってか不安定な天候が続きますが、日差しはなくとも緑は日に日に濃さを増して来ています。
緑の中にヤマボウシの白は鮮やかです。
滝見の丘に通じる遊歩道沿いではコアジサイのつぼみが揺れていました。
ここは空模様にあまり左右されずに楽しめる数少ないスポットかもしれません。

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季節の表情
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“山梨ワイン”テイスティングフェア2011

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今年も恒例の“山梨ワイン”テイスティングフェアが開催されました。
会場となる牧場通りの芝生広場には、開場時間前からたくさんの方々にお越しいただきました。

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今年も山梨県内のワイナリー各社、そしてお酒や食品を販売するメーカーの皆さんが多数出店されていて、大盛り上がりです。

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負けじと、我が萌木の村ハット・ウォールデンのブースでも、オリジナルのメニュー/鹿肉のハンバーガーとミネストローネスープをお出しし、多数ご利用をいただきました。
ありがとうございました。

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季節の表情
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マンスリー上次さん 6月号

joji.jpg 私たちは今回の大震災で被災され避難所で苦しんでいる方々にほんのひと時でも楽しんでもらいたいと、「ポール・ラッシュ ドリームプロジェクト」という企画を立ち上げました。大きな自動演奏楽器でバレエ音楽を演奏し、バレエダンサーがそれに合わせて踊るミニバレエ公演を東北地方の20か所以上で上演する企画です。私がこの企画を思い立ったのは4月4日のことです。それまで私は清里の若者たちが震災後すぐに飛び出していく姿を見ていました。フィールドバレエを手伝ってくれている大工さんたちも大工道具を持って被災地を訪れていました。そして私たちに熱く現状を話してくれました。地震と津波の直後はいたるところで孤立した状態が起こりました。電気も電話も通じない状態です。そして非常に寒い季節でした。すべてを流された人々は近くの高台で余震と暗闇におびえながら数日を過ごしました。その時は水やおにぎりが必要でした。そして、時間と共に必要なものが変わってきたのです。毛布や食料が行き届くようになると嗜好品が欲しくなります。そして今は心のケアが必要になってきているのです。これは現地の友人が教えてくれたことです。この友人の話を聞いたとき、今自分がやるべきことはこれしかないと思いバレエシャンブルウェストの今村先生に電話をかけました。先生方はこんな非常事態の時に自分たちがしてきたことがお役に立つのであればこんな嬉しいことはないと言ってくださいました。計画は4トントラックに自動演奏オルガン「ポール・ラッシュ」を載せ、2トントラックに舞台道具を積み、ワゴン車で人を運ぶというものです。また、上演場所については私の多くの知人に声をかけて協力を仰ぎました。すると皆さん迅速に協力してくださりスケジュールはすぐ一杯になりました。そして避難所のリーダーの方への連絡・許可、所有者への承諾、場所確保、宿泊、食事手配などはスタッフが見事に対応してくれました。そして5月11日に清里を出発し、岩手県宮古市に入りその後宮城県、福島県と移動しております。ステージを見て下さった多くの方に何かを手渡す事ができたと思っています。

そして、このツアーはまだ終わっていませんが、私はこんなことを感じました。今回の災害で東北の方々は多くの物を失ってしまいました。私達が想像する以上の大きな、たくさんの、重みのある “もの”を失ったのです。一人一人それぞれ違う、それぞれに大切なものです。でも(私はこんな時にこんなことを言うのは不謹慎かもしれませんが)被災された方々はとても大きな物を手に入れていると思うのです。きっと今は気づかないかもしれません。それは見えないものです。思いやり、助け合い、命の大切さ、感謝の気持ち、苦難に立ち向かう力強い心といったものです。そして今世界で一番大切なこと、必要なものがまさにこのような心なのです。このような心が個人の哲学とか価値観を形成するからです。小学校でのバレエ公演は皆明るくて、どこにでもある風景でした。しかし生徒たちは友達や親や兄弟を亡くした子もいました。普通に拍手をして笑顔を見せてくれますが、心の中は尋常ではないはずです。私は思うのです。こんな経験をした子供たちの中から、将来日本を背負って立つリーダーが生まれるのだと。

私たちは戦後、平和ボケして自分の事しか考えず、経済的な物差しでしか考えなくなってしまいました。今回のツアーの中できのみ、きのままで逃げて助かったというおばあちゃんに話を聞きました。一回目の津波が来たときはまだ家は壊されていなかったそうです。「津波は一回では終わらない、二度三度と押し寄せるので絶対海に近づいてはいけない」という昔からの言い伝えがあるそうです。おばあちゃんは津波を恐れて家には近づかなかったのです。でも、その時にお金とか大切なものを取りに家に帰った人は第二波にのまれてしまったそうです。何より大切な物は命であって、お金や物ではないはずです。平和に慣れすぎて命を奪われる危険性を感じ取れなかったのかもしれません。また、住んではいけないと言われた所に経済的にメリットがあるというだけで施設を作り、そして今回の津波ですべてを失ったという場所もありました。我々は今回の災害から多くの事を学ばなくてはいけません。これだけの犠牲を出したわけですから。皆のしてきたことが間違っていたわけですから。

これからの我々は日本人として新しい共通の価値観を持つべきでしょう。ただし、それぞれの地域ならではの価値観を持つべきです。清里にはポール・ラッシュ先生が残してくれた言葉がいっぱいあります。そこにこれから私たちが生きていくうえで重要な考え方が隠されているように思います。ポール・ラッシュ ドリームプロジェクトは6月4日まで続けられ、宮城県、福島県と回っていきます。多くの人と語り、あらゆる方向から物事を見つめられ、そして考え方が決してぶれない人間になる事が、地域に対しても会社に対しても、そして日本に対しても私の責任だと思います。

※私が価値観と頻繁に使いますが、一言でいいますと、一番大切な物から始まります。それは見えるものと見えないものがあります。人生の中で人はそれぞれの時に判断します。YESかNOか、前進かストップか、自分の価値がはっきりしている人は迷いません。迷うという事は相対する考え方がない時に惑うわけです。地域にはその地域内で共通の価値感がなければいけません。日本人には日本人としての共通の価値観がなければならないと思うのです。一人の人間の中には自分としての価値観、家族としての価値観、会社としての価値観、地域としての価値観、日本人としての価値観があります。そしてそれぞれの価値観を感じながら自分の中でバランスをとって物事を判断していくことだと私は考えます。そこには義務も責任もあります。そのことを守った人に自由が権利として与えられるのだと思います。山梨では、と考えると、きれいな水、自然景観、素敵な田舎感という共通の価値観だと思うのです。これらのものを失うことなく、少しずつ進化させていくことが大切なことではないでしょうか。
上次さんの気持ち
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コナシ、見頃です。

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ただいま萌木の村ではコナシの白い花が見頃を迎えています。正式名称はズミ(酢実)と呼ぶらしいのですが、ここ清里では俗称であるコナシ(小梨)の方が広く浸透しているようです。
写真は北1駐車場の中央に立つ木。存在感あります。

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こちらは広場のル・シャ・デ・ボワ前。日当りが良く、花自体は終盤に差し掛かっていますが、もうしばらく楽しめそうです。

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ハット・ウォールデン周りのレンゲツツジは既に満開を迎えていますが、広場から南はまだまだつぼみがほとんど。例年通りに開花するのであれば、やはり6月の半ば頃が見頃でしょうか。
ブルーベルヒル前のドウダンツツジもまだまだ色づきが足りませんが、どうやら追い越して満開宣言しそうな勢いです。

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季節の表情
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