ART&HOPの歴史巡りin北杜
TOPICS | 21.11.22
いま、北杜市で「HOKUTO ART PROGRAM」というアートイベントが開催中です。期間は12月12日(日)まで。
https://www.hokutoartprogram.com/
市内5会場で多様な作品展示やライブを展開する本イベント。各会場を巡ってみると「北杜って文化資産が豊かだなぁ」と、改めて感じます。
特に主要会場となる清春芸術村(1枚目)には、会場全体をインスタレーションにしたかような長場雄さんのドローイング(2枚目)をはじめ、素晴らしい展示が目白押し。
「アートや音楽を北杜市固有の景色や空気と融合させる」というコンセプトの本イベントを案内役に、晩秋の北杜めぐりをしてみるのも楽しいと思います。
で、もし清春芸術村を訪れた方は、その真向かいにある北杜市郷土資料館も覗いてみてください。
北杜市(旧長坂町や旧大泉村)は、かつてホップの一大産地。同資料館には当時の県内ホップ産業に関する資料が豊富に展示されていて、ビールファンはすごく楽しめると思います!
ちなみに、北杜ホップ産業の歴史を綴ったパネル(3枚目)の最後は…
『平成6年(1994年)を最後に北杜市域からホップ栽培が消えました』『かいこがねも現在では幻のホップ』
…となっていますが、こちらはそろそろアップデートしても良さそうですよね。
次世代を担うホップ生産者の方々の活躍で、いま北杜のホップ産業は再生の兆しを見せています。今年は下記リンクの通り「かいこがね100%ビール」も誕生しました。
https://www.yatsugatake-beer.com/?mode=grp&gid=2059752
同資料館には北杜市ホップ産業の歴史を詳細にまとめた冊子『北杜忽布(ほっぷ)物語』も、300円と手頃な価格で購入できますので、ぜひ。すごく面白い冊子です。
最後のページには当社舩木社長や松岡前ヘッドブルワーもちらっと登場(4枚目)していたり。