安池興男さんを偲んで
TOPICS | 22.02.01
【安池興男(やすいけおきお)さんを偲んで。2月1日。】
毎年2月1日は、清里地域のみなさんが集まって安池興男さんのお墓参りに集まります。
清里には恩人となる2名の偉人がいらっしゃいます。
安池興男さんとポール・ラッシュ博士です。
1938年、奥多摩湖の湖底に沈むことになった丹波山村、小菅村の人々が故郷を後にして、清里に移り住み開拓がはじまります。
その開拓は苦労が多かったと聞いています。
清里は標高1200mの高地であり、火山の岩がごろごろとし、冬になれば厳しい気候でした。
そんな中、農業指導や分教場の建設など、ご自身の生活も出世も顧みず、開拓の人々と共にご尽力してくださった方が安池さんでした。
今もなお、安池さんに感謝をし続けている地域の人たちです。
毎年、お墓には米粉で作られたお団子がお供えされます。
味もしないシンプルなお団子ですが、素朴だからこそ、当時を忍ぶことができます。
我々スタッフもお裾分けを頂きました。
『安池さん、いつも私たちをお守りいただきありがとうございます。』
●安池興男さんについての物語はこちらをご覧ください。
安池さんの温かい人柄が伝わって参ります。
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https://www.kiyosato.gr.jp/article/history.html