幻のホップ「かいこがね」
TOPICS | 22.09.01
萌木の村ROCKのテラス席のグリーンカーテン。植物好きのお客様から「これはホップですよね!」ってお声をかけていただきました。
そうなんです!
テラス席のグリーンカーテンは、ホップです。「かいこがね」という種類のホップです。
みなさん。
北杜市はホップの産地だったことをご存じでしょうか?昭和初期、市内で発見された新種のホップ「かいこがね」は、国の種苗登録ホップの第一号でした。そのまま、ホップ栽培の衰退と共に姿を消し「幻のホップ」と言われるようになりました。
かいこがねは、昭和初期にキリンビールで使われておりました。キリンビールといえば!我々のtouchdown beer製造を立上げてくださった山田一巳さんです。
私たちは地域の皆様と共に「かいこがね」の復活をご一緒させていただき、2011年(平成23)より、かいこがねを使ったビールを仕込んでおります。
そんな熱い想いも込めて、ROCKの一番見える場所にホップ「かいこがね」を栽培しております♪
(このホップは観賞用ですので、ビールの仕込みには使っていません)
今、ホップの鞠花がたわわに咲いております。鞠花をめくると、黄色い花粉のようなものがあります。これが「ルプリン」です。
ルプリンの香りは、ビールの香り♪
スタッフで香りを嗅いだら「マスカットの香り」や「甘い香り」など、さまざまな意見が出てきます。とにかく素敵な香りで幸せな気分になります!
ルプリンが、ビールの爽快さや苦味を出してくれます。
さぁ。
今年のかいこがねを使ったビールを飲むのが楽しみです!!!