室の作業も佳境です
TOPICS | 14.01.13
萌木の村の広場脇の山の斜面に、小さな扉が有るのをご存知でしょうか?まだ名前もなく、我々は「室」とだけ読んでいるのですが、地下貯蔵庫の入り口です。これ迄は工事中で中をご紹介できなかったのですが、年もあけたこの1月には完成しそうな所迄来ております。
ご覧の通り全体の彫り込みは終わり、壁一面が粘土質の土壁に覆われています。これを全てレンガで囲む為の作業が進行しています。下を水平にしながらの作業なのですが、この土が中々の曲者です。
作り始めてから2年程でしょうか、崩れたりと行った事はないのですが、全てが同じ土ではないので、掘りやすかったり、思わない所がほれてしまうところがあったりと、中々思うようには行きませんでした。それでも日々着々と作業を進めた結果一部は完全に仕上がりました。
いかがでしょうか中々雰囲気が有りますよね。このような部屋が全部4部屋作られます。さてこれをどのように活用していくのかは、また改めてご報告いたしますね。スタッフは雪の中も関係なく黙々と作業をしていますが、この室の中は一年中14度前後。湿度80%前後となっているので、外気との気温差が結構作業時には応えます。