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「ウィスキーの味わいを決定付ける要因は

TOPICS | 16.10.28

「ウィスキーの味わいを決定付ける要因は
樽である」ということ。

熟成のマジック。
「ミシェル・クーヴレー」

彼が熟成の魔術師と呼ばれる所以は、
ここにある。

フランスのボトラーズ。
「ミシェル・クーブレー2003」

抜栓から3年。
いよいよ美味しくなってきました!!

抜栓直後はバッチバチに樽が効いていて
10年熟成という若い感じ。
アルコールも強めに立っていて
なんともパワフルなウイスキーでしたが、

ようやく育ち、美味しくなってまいりました!!

アルコールの角が取れ、
透明感すら感じられます。
オレンジのようなフルーティさと
酸味を伴う浅炒りコーヒーのような樽感が伴い
まるで、オレンジショコララテのよう。

これは美味しいですよ!!
自信を持って、オススメさせていただきます。

(=^ェ^=)

ミシェル・クーヴレー 語録

「ウィスキーに関する解説は驚くほど沢山存在しますが、
それがかえって、ウィスキーとは何かという本質的な問いを人々が理解するのを妨げています。
ウィスキー、
特に「スコッチ」ウィスキーとはなにか・・・。
残念ながらこの問いに正しく答えるものは
ほとんどありません。
また、その本来の姿、
つまり、ウィスキーがその最高の域に達したとき、
それは、アルマニャック、コニャック、
カルヴァドスにさえ勝る、
最高にエレガントな蒸留酒であるということを見極めている解説も少ないのです」

「私は、スコッチ・ウィスキーの世界では、
異端派扱いをされることがありますが、
私が行っているウィスキーの熟成法や味わいの引き出し方は、
何も特殊なアプローチではないのです。
100年前の伝統的なスタイル、
往年の極上の食後酒のスタイルを継承し、
表現しているだけなのです。
伝統的なスタイルでウィスキーを仕上げている造り手がほぼいなくなってしまったことは
嘆かわしいことです。・・・」

「ウィスキーは極上の食後酒となりうること、
そしてその深遠なる世界を体感していただければ、
これほどの喜びはありません・・・」