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閉館後の勉強会

TOPICS | 18.07.23

学芸員 川乃さちこです。
毎日お暑い日が続きますが、いかがお過ごしでしょう。

さて今回は閉館後の勉強会の模様をお届けします。
脇田さんから真剣にレクチャーを受ける学芸員2人。
勉強しているのは世界に唯一の自動演奏オルガン。
「モーツァルトバレルオルガン」
モーツァルトが残した自動演奏オルガンの為の楽曲を当時の音楽記録ソフトであるバレルを使って自動演奏するというもの。
オルガンビルダーではなく、オルガニストであるドイツ人のエッカート フォン ガルニエ氏が研究に15年、製作に15年、計30年かけて製作した逸品です。
1991年にドイツ、ベルリンで完成しました。
実際にモーツァルトがどんな規模の自動演奏オルガンのために作曲したのかは実物が現存しないため詳細はわかっていないのですが、人間が弾きやすいように多少アレンジしてオルガンで演奏されることや、木管楽器のアンサンブルで演奏されることはある楽曲です。
製作したのがオルガニストでもあることから自動演奏とはいえ、とことんまでこだわった音であり再現力であると感じられます。

次回へ続く

(さてこちらの楽器、披露する日時がまだ決まっておりません。決まり次第、ご案内いたしますのて、もうしばらくお待ちください。
モーツァルトバレルオルガン演奏披露にむけて、語りたいことが山ほどありますので少しずつ。次回は動画で音も披露しますよ!乞うご期待)

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