「ホッピー」って形容詞?
TOPICS | 18.08.22
先日のコラボビール醸造レポートで「ホッピー」という表現を使いましたが、そういうときは「ホップの香りがダイレクトに伝わる、いわゆる“ホッピー”な仕上がり」なんていう風に、少し説明を加えたりしています。なぜなら…
巷で「ホッピー」と言えば、ビールの風味を表す『形容詞』ではなくて、特に関東では「ホッピー」という『商品名』と理解している方のほうが多いからです。
商品としての「ホッピー」は、ホッピービバレッジ株式会社が製造・販売している、いわば元祖ノンアル。麦芽とホップでつくられた炭酸清涼飲料水です。
アルコール度数は0.8%。安上がりにおいしく飲める焼酎割り飲料の代名詞ですね。当SNS管理人は、懐が温かいときも寒いときも、いつでも大好きだったりします。
そんな「ホッピー」の公式サイトに下記メッセージがありました。多様なクラフトビールの価値観とも似ていて、なんか、いい感じです。今度ビアカクテルみたいにしてクラフトビールで割ってみようかな。
↓↓↓
~ ホッピーは、みんな同じではありません。~
割って飲む。そのひとてまが加わって、ホッピーのおいしさは生まれます。だから、ホッピーのおいしさは10人がつくれば10通り、100人いれば100通りになります。それが楽しい。それがハッピー。ホッピーをつくるのは私たちですが、あなたの最後のひとてまで、ホッピーのおいしさは完成します。
https://www.hoppy-happy.com/whats-hoppy/
で、そんな「ホッピー」が今年で発売70周年(!)ということで、大阪で記念イベントが開催されるそうです。行きたかったなぁ。大阪の方はぜひ!
『ホッピーミーナの大阪へひとっ飛び~関西出張編~』
http://www.loft-prj.co.jp/schedule/west
八ヶ岳ブルワリーもピルスニャ…、失礼、ピルスナー(3枚目写真)は20年つくっていますが、「ホッピー」のように半世紀以上愛されるような商品にしたいです!
ちなみに、ホッピービバレッジは「赤坂ビール」「深大寺ビール」等々、クラフトビールもつくってるんですねー。