人生の経験値にぜひ

魔の８０年代
失われしパフューミーな時代の
ボウモアです。

ボトリングは２０１３年。
敬遠されていたこの時代のボウモアも
今となっては一酒一会の
飲んでおくべき貴重な骨董品に
なってきたのではないでしょうか。

期待と恐怖と緊張を抱えて
テイスティングしてみると……

暴力的なソレではなく
とても美味しいパフュモアでした✨
(ΦωΦ)

トップの香りは
期待通りのパフューミーな香り。
ラベンダー。

しかしながら
２４年という長期熟成。
バーボン樽の香りが
うまくそれを包んでいて
まとまりのある味わいに。

バニラ、チョコチップクッキー。
青りんご、グレープフルーツ。バナーヌ。
メントール。アスファルト。

口に含むと、強めのスモーキー。
とうがらし。
タール。石炭。灰。鉛筆。
かつおぶし。潮。
ラベンダー。
そして、グレープフルーツなどのシトラスに
奥の方に、マンゴーなど南国の片鱗。

２４年熟成という長期熟成ならではの
豊富なコンテンツが
ラベンダーを上手く包んでいて
総じて、美しく綺麗にまとまっております！
展開力もあり、
じっくり向き合って楽しめるパヒューム！！

長期熟成からの４７度までの度数落ちで
飲み心地も心地よいです。

僕はとても大好きなパヒュモアです。
色気のある妖艶なボウモアです。
美しい佇まい。

夏も落ち着いてきたので
久しぶりのテイスティングでしたが
とても楽しい一杯でした！！

一酒一会の失われし味わい。
人生の経験値にぜひ。。
(ΦωΦ)