清里フィールドバレエ day4。
TOPICS | 21.08.02
雨雲レーダーに雨雲は映っていませんでしたが、清里では霧のような雨が舞った今宵。
人の洋服にはあまり影響がないような雨ですが、舞台をよく見てみると、雨のベールが覆っています。
舞台が濡れると、トウシューズが滑るのです。
舞台袖ではダンサーがお互いに「気をつけて」と声を掛け合いながら、演技を続けます。
舞台監督を中心に細心の注意を払っていきます。
清里の舞台は、雨のために様々な工夫がされています。
水はけが良いように、少し斜めになっていたり、舞台の下からガンガン、ストーブを焚いているので、水がすぐに蒸発する様になっているのです。
舞台を支えて下さっている大工さんたちによる雑巾での拭き上げも気分を高めてくれる要素の一つ。
今夜のお客様には3度の演技中止にもお待ち頂き、感謝申し上げます。
今夜のオーロラ姫は松村里沙さん。
デジレ王子は江本拓さん。
邪悪の精カラボスは伊藤可南さん。
本日、舩木社長からの挨拶で「小さなお子さんと一緒に鑑賞出来るバレエ公演は少ない。清里では小さなお子さんにもたくさん見てもらいたい。幼い頃から一流のものに触れてもらいたいからだ」と挨拶がありました。今夜来られた小さなお客様たちは雨の中でもしっかりと待ち、最後には「キレイだった」とスタッフにお礼まで言って帰って行きました。
本日もたくさんの物語が生まれました。
明日8月3日は休演日です。
8月4日〜8月8日まで毎日公演です。