ホップ収穫は楽しくて…
TOPICS | 22.08.17
「ホップ収穫は楽しくて、そして楽しい 」
出だしから日本語が壊れてますが、年に1度のホップ収穫は、それぐらいテンションが上がる楽しさなんです。
北杜市の気鋭ホップ農家・小林吉倫さん(1枚目左)の圃場に、今年も見事なホップ球果が実りましたので、8月15日、一部収穫のお手伝いをさせていただきました。
<ホップ農家小林様HP>
http://hokutohops.com/
かつては北杜市(旧大泉町など)の一大産業でありながら、輸入ホップに押されて消滅しかかっていた地域のホップ栽培を再生させ、現在、多方面で活躍しているのが小林さんです。
その圃場面積は合計すると2ヘクタール(!)にもおよび、関東以西では日本最大。今回は、そのなかの清里圃場で「カスケード」および「チヌーク」と呼ばれるホップ品種の収穫を行いました。
ホップは品種によって球果の形状や大きさも違っていたりしますが、特に今回収穫した「チヌーク」(2枚目)はめちゃくちゃ立派に育っていてびっくり。
なにより、圃場や加工工場(3枚目)には、グラッシーで瑞々しい柑橘香が、そこはかとなく漂っていたりして、クラフトビールファンにとっては堪らない楽しさなんですね。
今回は、たまたま視察にいらしていた玉村本店(志賀高原ビール)の皆さまにも摘果・選別作業に飛び入り参加していただいたり(4枚目)と、なんだか賑やかな体験になりました。お昼までごちそうになり、ありがとうございます!>小林様
…なんて、楽しい部分だけ強調してしまいましたが、実際にホップをイチから栽培・収穫・加工・販売・品種開発等まで行うエネルギーというのは、とてつもないレベルだと感じます。
これほどの時間と労力をかけて育てあげたホップですから、うまいビールにしないといけませんよね。八ヶ岳ブルワリーは、今年も小林さんの「かいこがね」ホップを使った限定ビール「HOKUTO」の醸造を予定しています。ご期待ください!
https://www.yatsugatake-beer.com/?mode=grp&gid=2059752