秋らしくなってきました
TOPICS | 22.09.09
今朝の大雨から一転、青空が覗いている清里高原。この所、日中もお天気は安定しませんが、ひと雨ごとに秋が深まっていく様な気がします。
標高約1,200mにあるナチュラルガーデンズMOEGIでは、タカノハススキが穂を上げ始めました。葉に斑が入るダイナミックなこの品種は、花壇の背景としても、よく映えます。(1枚目)
ホテル ハット・ウォールデン前のメドウガーデンは、見渡す限りアサマフウロが咲き誇り、圧巻です(2枚目)。山梨県では八ヶ岳南麗に自生する準絶滅危惧種のフウロソウですが、この時期、お庭のあちらこちらで、濃赤紫色の群生が見られます。
お店から続くウッドランドガーデンでも、季節の山野草が楽しめます。オミナエシが黄色に染め上げる花壇で、メハジキが元気です(3枚目)。日本に自生する2年草で、漢方では婦人病の生薬「益母草(ヤクモソウ)」として知られています。
また八ヶ岳に自生しているシラヤマギクも見頃を迎えています(4枚目)。花が満開になっても、後ろの植物が透けて見えるので、花壇の前方に植栽されています。
最後に、ROCK前のドライガーデンで赤い穂を上げて来た、ちょっとマニアックなイネ科の植物をご紹介します。
名前は長いですけど、いいですか?(笑)
ミューレンベルギア
レバコニー
‘アンドーンテッド’
です。
ふぅ〜。
(よく言えました〜✨✨)
ミューレンベルギアの矮小品種で、耐寒性が高く、この時期の朝日や夕日に輝く赤い穂が、個人的にはとても好きです。種をつけたマツムシソウとの組み合わせも、是非お楽しみ下さい(5枚目)。
インフォメーション庭tekutekuでは、季節の山野草の自生地とお庭を巡るワークショップを企画しています。この季節にしか見られないお花達に会いに、是非お越し下さい。(写真・文: あべれいこ)
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•ゲンゴロウ先生によるナチュラルガーデンズMOEGI 自然から学ぶ観察会
9/25(日)「高根町の里山(田んぼ、畑)とナチュラルガーデン」
時間: 9:00〜16:00ごろ
料金: 3,500円
*集合場所などの詳細は、お申込み頂いた方に別途ご連絡します。
ゲンゴロウ先生、こと自然ガイド田中智氏と一緒に巡る山野草の自生地とナチュラルガーデン。お庭の紹介記事「だたら八つNo39」(550円)はお店でも販売中。
お申込み・お問合せは
萌木の村インフォメーション庭tekuteku
080(7244)0399