ガラスの窯に火が入りました。
TOPICS | 16.09.10
ガラスの窯に火が入りました。
7月にOPENしました新工房「こまきぐらす店」で、窯にやっと火が入りました。先週窯が完成して、1週間かけて炉内部の温度を1300度まで温度をあげ、本日やっとテストにこぎつけました。店主の小牧さんも「初めての大きさで不安がいっぱい」と言いながら、最初にガラスのチェックをしている表情には少し笑みがこぼれてしまっています。
とわ言え、最初に取り出したドロドロに溶けたガラスを取り出した時に「気泡が抜けてる。これならいける」と言った際に、すごくホッとした雰囲気を感じました。1300度に熱せられたガラスは一見オレンジ色の水飴の様に見えるのですが、みるみる赤みが薄れて透明な姿を見ててくれます。
何度も炉の中でガラスを温め直し、徐々にふくらましたり、口を広げたりととりあえず一通り作業をしてみて、まずは作品作りの作業ができそうな手応えを感じていました。
ここから1週間ほどをかけて様々なチェックを進め、来週末には体験工房も始められたらとの事でした。新たな工房も大きく動き出して、秋の行楽シーズン本番を迎えます。炉の前は蓋を開けただけで強い熱を感じるほど、夏はとても作業が難しいですが、これから先の季節は制作にはいい季節になってきますね。