手回しオルゴール展(9/16〜
TOPICS | 16.09.18
ホール・オブ・ホールズ開館30周年を記念して、今年はいろいろなイベントが目白押しですが、その中でもホール・オブ・ホールズらしい特別展示がこちら、『手回しオルゴール展』(9/16〜10/31)です。
3Fギャラリーには、お馴染み、紙に穴を開けて曲作りができる手回しオルゴール(商品名:オルガニート)がズラリ。
ガラスケースの中にはかつて国内外で流通していた年代物のオルガニートが。たいへん貴重なコレクションを今回お借りしています。(※アメリカ製のものも、機械そのものは日本のサンキョーオルゴール製)
こちらのコーナーは、会社員の方や学校の先生など、個人の皆さんがほとんど趣味で創造された新しい手回しオルゴールたち。電動のものや鉄琴を鳴らすもの、反響板にこだわったものなど、形にとらわれない自由な発想があふれています。
こちらはサンキョーオルゴール製の「特別仕様オルガニート」。かわいいストリートオルガン風ですが、フタを開ければ、れっきとしたオルガニートです。期間中、通常のオルゴール演奏でお聴きいただけます。
また2Fには販売コーナーを設けてあり、各社のオルガニート本体はもちろん、オルゴール編曲家の皆さんが制作されたパンチ済みカードも販売されています。
「本来オルゴールは機械と曲がセットになっているものでした。しかしオルガニートは唯一、演奏する曲目を誰でも自由に作れるもの。オルガニートの魅力に触れていただき、編曲家の皆さんの作品も楽しんで下さい。自動パンチングマシーンもありますので、カード制作(有料)にもチャレンジしてみて下さい」
と、名取館長代行もはりきっていました。