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萌木の村マガジン

マンスリー上次さん2024.8月号

2024

Aug

01

社長コラム

自分は変わらないのに社会は目まぐるしく変わっている。そんな中で継続していくことはとても大変なことだと最近つくづく感じる。社会の変化の中で人が求める物・事も変わっていくからだと思う。

しかし変わらないものもある。変えてはいけないものもある。また、変えるために種を蒔き、育てないといけないものもある。清里に文化を!と願い、はじめた「清里フィールドバレエ」。

今、公演の真っ最中である、35回目、清里の夏の風物詩になった。35年を振り返ると一粒の種を撒いてから、大切に育て、多くの人に大きな影響を与えたように思う。見る人、舞台に関わる人、踊る人、人生が変わった人もたくさんいる。影響を受けた人は数知れず。この舞台がなかったら清里の現在はどうなっていたのだろう?!私は今なにをしていただろう?!などなど考えると人との出会い、物との出会い、知識との出会い、そして五感で感じる芸術、スポーツ、自然の美しさとの出会いは人生を大きく変える。

だからこのバレエ公演は子供たちに見てもらいたい。子供たちのこれからの人生を豊かにするために。私は五感でどれだけ美しい物、優しい物、きれいな音楽、安全な食物、素敵な人に出会うかが人生の豊かさだと思っている。清里はそんな皆さんに影響を与えられる場所でありたい。もっともっとこの清里を素敵にしたいと思う今日この頃である。

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