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萌木の村マガジン

マンスリー上次さん 2024.9月号

2024

Sep

01

社長コラム

かつて「北杜丸」は港を出港しました。船長は北杜市長、船員は各課の責任者、どこに向けて何のために出航したのでしょう?!乗客である北杜市民は不安に駆られています。大海原に船を出しましたが、海は温暖化で大荒れです。かつてない勢力の嵐にもまれています。さらに世界の至る所で紛争が起こり、資源輸入国である日本はエネルギーが枯渇して燃料不足に見舞われています。このままでは「北杜丸」は難破船になってしまいます。

いま私たちを取り巻く環境は、文明化、効率化、経済最優先を追い求めた人間が起こした大罪を背負わされてしまいました。それを乗り切るにはリーダーになろうとする人たちの強いリーダーシップが求められます。今だけ、お金だけ、自分だけの人ではなく、この地に住む人たちをどこに導くのかという役割が求められていると思います。だから市長や議員の方々はその役割を担うために知識を習得し経験を重ね人間力を身につけて志の高い人間になってください。歴史を見ても、世界を見ても、リーダーとそれを支える取り巻きが優れたところの人たちは笑顔がいっぱいです。「北杜丸」の私たちは毎日が楽しい船旅をしたいものです。

私たち人間は際限のない増殖をしてきました。お金中心の弱肉強食の経済活動の中で格差を生み、動物、植物、微生物からなる生態系を狂わせ豊かになり、物が溢れているのに心は病んで希望は持てません。多くの人が悩み苦しんでいる地球温暖化は止めることができません。いまこそ市長・議員さんはこの街の新しい生き方、価値を考える時だと思うのです。自然に恵まれた私たちのふるさとは今だったらまだ間に合うかもしれません。そのためには知識と経験を持った人から学び、そこから新しい北杜市モデルを生み出してもらいたいのです。バッジをつけた先生方にお願いがあります。バッジをつけているのでしたら勉強してください。市長やリーダーが賢い市町村の住民は幸せになれます。新しい価値を作りましょう!挑戦。

令和6年9月1日 
萌木の村村長

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